ジープランG-PLANに関するあれこれ
ジープランG-PLANのシールやスタンプに関して
G-Planブランドの最初期ロゴ「ゴールドスタンプ」は、1952年から1965年の間に製造された家具に使われていました。
最初は家具に直接スタンプされていたラベルが、この時期にはエンボス加工のゴールド色ロゴとして焼き付けられるようになりました。
中心にはE Gomme社を意味する「EG」の文字があり、「G-Plan」は小さめに添えられています。
このゴールド色は当時の高級家具の証でもあり、年数が経っても木材に残っていることが多いです。
このスタンプの場合は、だいたい仕入れております。
もはやゴールドスタンプ収集癖です。
なぜゴールドスタンプを集めるのか、そこにゴールドスタンプがあるからだ。
デンマーク人デザイナーのイプ・コフォード・ラーセン(イプさん)がデザインしたG Planの家具には、彼のサインとE Gomme社の社名が刻まれた特別なゴールドスタンプが施されています。
このスタンプは、ラーセンが手がけた「Danish」シリーズにのみ刻印されており、通常のG Plan家具よりもさらに希少価値が高く、高額で取引されることが多いです。
そうなんです。
高いんです。
でも買ってしまうんです。仕入れてしまうんです。
収集癖です。
少しでも見ていたいのです。
売れて欲しくないのです。
全ての商品に言えるのですが。。
当店でも時折見かけるG-Planの赤いシールラベルは、1965年からE.Gomme社が使用を開始したもので、1975年までの表記ですが、実際には1980年頃まで使用されていたようです。
このシールラベルは紙製であるため、剥がれてなくなってしまっていることも多く、残っているものは少ないですが、逆にこのシールが残っているものは古い年代のものと判断できます。
シールがなくなっていても、デザインで判断できます。プロなので。
G-Planのロゴで1975年頃から使われ始めたメタリックラベルは、紙製の赤いシールから改良されたもので、現在よく見かけるタイプです。
ビックリマンシールのキラです。
カードダスのキラです。
だからテンションが上がるのです。
このラベルは光沢があり、G Planの落ち着いた雰囲気に非常にマッチしています。文字部分はゴールド色でエンボス加工が施され、少し浮き上がるようなデザインになっており、高級感を醸し出しています。
ただし、このメタリックラベルもシールタイプのため、剥がれてしまっていることもあります。当店ではこのタイプのラベルが残っている家具もよく見かけます。
というか、ゴールドスタンプなんでやめたんでしょうね??
そこは、貫いてほしかったなぁ。
でもそうだったら、収集していないかもですね。
G-Planのロゴは時代とともに変化していますが、特に1985年以降から大きなデザイン変更が見られます。この頃には、従来のフォントから「G」が大きく目立つデザインに変わり、ロゴ全体が金枠で囲まれるようになりました。この金枠デザインは、E .Gomme社がG-Planブランドを製造していた最後のもので、1985年から登場しました。
当店ではまだそこまで多くありません。これから10年ぐらいすると、色々と出てくるでしょう。
1990年代に入ると、さらに周囲にボーダーラインが追加され、華やかさが増したデザインへと進化しました。
なんかね、こっちのシールはあまりキラって感じがしないのです。
G-Planブランドを創設したE.Gomme社は、1987年に大株主であるGomme家が引退し、1990年にクリスティー・タイラー(Christie Tyler)グループの企業へ売却されました。
引退なのか、衰退したからなのか。
その後、1996年にスコットランドのグラスゴーに工場を持つモリスファニチャーグループが、G-Planのキャビネット家具の製造と販売ライセンスを取得し、「G-Planキャビネット」の名で生産を続けています。
一方、G-Planブランドのソファ類は、別会社である「G-Planアップホルストリー」により製造が継続され、現在も販売されています。
ヴィンテージのジープランとは全く違いますので、ここはあまり興味がありません。
ロッテじゃなくて、ロッチのビックリマンシールみたいな感じ。
分かる人います??