なんかいいを集めた当店のヴィンテージ家具は
MADE in UK 1960年代 
英国職人魂 が入っています
(価格はゾロ目です)
こっちのヴィンテージ
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英国ヴィンテージ家具デザイナー

北欧 イプ・コフォード・ラーセン Ib Kofod-Larsen

デザイナー イプ・コフォード・ラーセン 1

インタビュー:北欧のデザイナー イプ・コフォード・ラーセン Ib Kofod-Larsen氏(インタビュアー:ブリビ君)

B:
こんにちわ、イプ・コフォード・ラーセン Ib Kofod-Larsenさん。

まずは、ご出身を教えてください。

I:
1921年、デンマークはコペンハーゲン生まれです

その後、デンマーク王立芸術アカデミーで学びました。

B:
なるほど。

その時期ですと、デンマーク近代家具デザインの父と呼ばれれるコーア・クリント(Kaare Klint)が家具科の初代教授でしたね。

イプ・コフォード・ラーセン Ib Kofod-Larsenさんも学ばれました?

I:
その通り!

あの学校では、色々学んだよ。

非常に良い時代だった。

その後、1950年代前後に、デンマークデザインが開花したけど、あの学校の存在は大きいよ。

もちろん、大変なこともあったけどね。

ここでは言えないような。笑

B:
ちなみにイプ・コフォード・ラーセン Ib Kofod-Larsenさんは、英国以外ですと、どの辺でデザインをされていましたか?

I:
デンマークはもちろん、スウェーデン、アメリカあたりです。

B:
なるほど。

やはり世界的デザイナーですね。

英国での仕事は、一部分なのですね。

I:
そうだね。

でも、ウィリアム・モリスが好きなので、思い入れのある国です。

B:
ウィリアム・モリス!

イプ・コフォード・ラーセン Ib Kofod-Larsenさんのデザイン哲学みたいなものあります??

I:
「素材を尊重し、人々の生活に溶け込む美しい家具を作る」だ。

素材の声を聴かなければならない。

デザインだけ考えたものは、使いにくい。

日々の生活で違和感を放つものはだめだ。

結果的に何が大事かというと、職人への尊敬、職人との連携なんだよ。

僕なんかより、素材に関しては詳しいしね。

  UNKNOWNの文章用の画像 名もなき職人
B:
↑この方ですね。

好きな素材とかあります?

I:
やっぱりチークかな。

ローズウッドも好きだね。

B:
世界中で活躍されているじゃないですか。

でも、日本での知名度はイマイチなんです。。。

なぜでしょうか??

I:
イプ・コフォード・ラーセン Ib Kofod-Larsen。

読みにくいよね。

覚えにくいよね。

ラーセンだと、ラッセンみたいな感じだし。

コフォードもちょっとね。

イプとでも呼んでもらえればいいのかなぁ。

いや、知っている人に知ってもらえれば。

作品には、職人の魂も入っているし。

B:
英国ですと、ジープランG-PLANとの共作が有名ですね。

なぜジープランG-PLANだったのでしょうか?

I:
声がかかったのが一番大きいのだけど。

やっぱり職人が豊富だったこと、そして職人の幅もあった。

玄人から、若手まで。

若手の職人も、話していると面白いんだよ。

自分なりに技術を解釈していて、それを今の技術で発展させようと。

ちょうどチーク材をジープランG-PLANが使いだした時期だったのもある。

チーク材の可能性を突き詰めたいというのもあったね。

B:
なるほど。

たしかに、イプ・コフォード・ラーセン Ib Kofod-Larsenさんが

ジープランG-PLANとの共作を生み出したのは、ジープランG-PLANがチーク材を使いだした時期ぐらいですね。

イプ・コフォード・ラーセン Ib Kofod-LarsenさんとジープランG-PLANの共作であるいことを示すゴールドスタンプはご自身でデザインされたのでしょうか?

私、かなり好きです。あのスタンプ↓

木製ブラウンのウォールユニット、扉や棚板がある、真ん中はデスク、23041

I:
もちろん、私がデザインしたよ。

あくまで、私は脇役で、ジープランG-PLANの職人がメインだから

自分の名前は小さくしたんだ。

そして、下に。

デザイナーとして上に君臨しているわけではなく、

職人たちがメインで、彼らとの共作であることを表現したかったんだよ。

B:
なるほど!

ますます集めたくなりました。

海外の知名度と同じくらい、日本での知名度を

私が上げていきたいと思います!

I:
いや、いいよ。今の感じで。

それよりも、私の作品を通して、職人の技術を感じてもらいたいね。

注:
事実に基づき、店長の妄想も含まれております。

~~~この時代に活躍したデザイナーの共通項~~~

それは、木材への偏愛です。

原木の選定をする木こり。

木目の選定をする専門家。

乾燥を管理する親方。

木材の仕上げをする職人。

そして部材をカットして、組み立ててと。

と、様々な木材職人がかかわるわけです。

彼らの技術を理解していないと、できない。

1950年代の職人、かなりクセつよ職人が多かったでしょうからね。

そして、木材の性質を理解していないと、できない。

職人や木材とのコミュニケーションを通して、家具を作り上げるのがデザイナーであります。

結果、職人たちも、あのデザイナーはちょっと信頼できるやつ。

いっちょやってやろうじゃないか。

みたいな、感じでついてきてくれる。

結果、職人もデザイナーから木材や表現で学ぶこともある。

相互信頼がないと、この時代のデザイナーはできないんですよね。

結果、職人より職人みたいな、そんな人です。

ここで取り上げているデザイナーは。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


イプ・コフォード・ラーセン Ib Kofod-Larsenさんの経歴

受賞歴~~~~

数々のデザインコンテストで賞を受賞。

あげたらキリがない。。

1948年の「Furniture Makers’ Guild」主催のコンペティションでの優勝。

これがイプ・コフォード・ラーセン Ib Kofod-Larsenさんの転機になります。

デザインした家具~~~~

【エリザベスチェア】
左上がエリザベスチェアです。

コペンハーゲンを訪れたエリザベス王女とフィリップ王子がこの椅子をペアで購入したことからエリザベスチェアという名称で親しまれています。

英国とのつながりはこんなところにもあったのですね。

デザイナー イプ・コフォード・ラーセン 2

【ペンギンチェア】 
↑写真左上

代表作の一つで、曲線的な背もたれと細いスチール製の脚が特徴。

【ソファ】
↑写真右上

モジュール型や曲線的なデザインを取り入れた、リビングスペース向けのソファを多く手掛けました。

ヴィンテージ家具市場では、ほぼ出物がありません。。

【キャビネット・サイドボード】
チークやローズウッドなどの木材を使用した収納家具。

スライド式扉や引き出しを採用したシンプルで実用的なデザイン。

四角い取っ手が印象的。

【テーブル】
ダイニングテーブル、サイドテーブル、コーヒーテーブルなど。

多様な用途のテーブルをデザイン。

デザインしていないものがないのではないかと思います。


G-Plan以外にも多くのブランドやメーカーとコラボレーションを行い、世界中で彼の作品が製造されました。

デザイナー イプ・コフォード・ラーセン 3
1. Faarup Møbelfabrik(ファールプ・モーベルファブリック)

デンマークの高級家具メーカーです。

イプ・コフォード・ラーセン Ib Kofod-Larsenさんは、特にサイドボードやキャビネットのデザインで知られています。


2. Christensen & Larsen(クリステンセン&ラーセン)
デンマークの職人ブランドで、彼のラウンジチェアやダイニングチェアを製造しました。

先の代表作: 「エリザベスチェア(Elizabeth Chair)」はこのメーカーからリリースされました。

後に彼のアイコニックなデザインとして有名になりました。


3. Fröscher(フローシャー)
ドイツの家具メーカーで、彼の作品が製造されました。

主にモダンなオフィス家具やチェアが多い。

オフィス家具もやっているんですね。


4. Selig(セリグ)
アメリカの家具ブランドで、イプ・コフォード・ラーセン Ib Kofod-Larsenさんのデザインを北米市場向けに製造しました。
ラウンジチェアやソファが多く、北米で彼のデザインを普及させた重要なブランド。

あったら仕入れてみたいですね。


5. Magnus Olesen(マグナス・オルセン)
デンマークのメーカーです。

イプ・コフォード・ラーセン Ib Kofod-Larsenさんのデザインしたチェアを多く製造しました。

やっぱり椅子は基本であり、椅子こそが家具ですね。


6. France & Søn(フランス&サン)
デンマークの著名な家具メーカーです。こちらも。

ミッドセンチュリー期のスカンジナビア家具デザインを代表する存在。


イプ・コフォード・ラーセン Ib Kofod-Larsenさんのヴィンテージ家具はかなりお高いです。

上記理由から。

当店では比較的、控えめにしておりますので、

ぜひ、見てみてください。

まじでカッコいいです。

倉庫開放!日 (予約制)
  • 今日
  • 10:00~17:00
  • CLOSE

4月は英国訪問およびコンテナが来るため、オープン日が少なくなっております。メンテナンスに専念させて頂きます。。

・ご用意させていただくため、予約制となります。
こちらのお問い合わせより、
 ①見たい商品(3つまで)
 ②ご希望の日時を3つ(例:●日13~14時、14~15時、▲日10~11時)
をご連絡ください。
(在庫は確保されておりませんので、ご了承ください。在庫がなくなった場合には、ご連絡致します。)
・カレンダーは2週間後まで、更新しております。
ピンク色のみオープンが確定しています。

倉庫見学に際して、ご来店前にこちらをご確認ください。

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