ヤンガーYOUNGERのあれこれ
ヤンガーのロゴ変遷だよ
**1955年頃〜1965年頃**
初期モデルには、黒い金属製のタグが鋲で取り付けられたロゴマークが使用されています。
このタグには白文字やゴールド文字のバリエーションがあります。
ヤンガーYOUNGERの家具の中でも、特に古い年代のものに見られるデザインです。
かなりシンプルですね。
小文字でyounger。
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**1960年頃〜1970年頃**
この時期も引き続き黒い金属製タグが使用されていますが、「A. Younger Ltd.」という文字が含まれたデザインが特徴です。
このロゴは、ヤンガーの代表的なシリーズであるvolnayヴォルネイやfonsecaフォンセカにも多く見られ、比較的流通量が多いタイプです。
ジョンさんが加わった後ですから、ジョンさんがデザインしたものと推測しております。
A.YOUNGERの「A」の持つ意味。
初期のころにニクソン家によって経営されていたとの記載があります。
Youngerは英国では一般的な名前だと思っていたのですが、
これはYoungerは名前ではない説、あるのではないかと思っております。
A.Younger
Aは、「ある」みたいな。
A.Youngで
「ある」「若者」
A.Youngerで
「ある」「より若い世代」
みたいな。
これはYoungerは名前ではない説、あるのではないかと思っております。
A.Younger
Aは、「ある」みたいな。
A.Youngで
「ある」「若者」
A.Youngerで
「ある」「より若い世代」
みたいな。
若者は時代の最先端ですから、常に先を行くという意味。
TOLEDOシリーズへの転換も、まさに、このロゴを体現している気もします。
この解釈、あると思います。
そういった意味を込めて、ジョンさんが考えたものかもしれません。
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**1970年頃〜1980年頃**.
1970年代に入ると、ロゴはシールタイプに移行します。
この時期のシールは白地にPOPなフォントで「YOUNGER」と大文字で記されています。
再び、小文字になります。
gが結構特徴的ですね。
ヴィンテージ市場では、この時代のヤンガー家具も比較的よく見かけます。
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最近のものなので、手元にない↓
**1980年頃**
1980年代以降のロゴは、北欧スタイルから撤退した後に使われたものとされています。
ベージュ系のシールに大きく「YOUNGER」と記され、その下に「Younger Furniture」という文字が追加されています。
このロゴが北欧デザインの家具に付けられているケースは少ないとされていますが、専門家の間でも意見が分かれる部分です。
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ヤンガーの家具は、もともと生産台数が少なく、ロゴの違いから正確な年代を特定することは容易ではありません。
文献も少ないし、会社の歴史も少ないので。
しかし、上記の特徴を目安にすることで、ある程度の判別が可能であります。
でも、シールに価値は見出していないのかなと。
職人ですから、出来上がった「もの」で勝負なんです。