英国ヴィンテージ家具デザイナー
名匠 リチャード・ホーンビー Richard Hornby
リチャード・ホーンビーRichard Hornbyについて
またもや謎の人物像。
でも、この表に出てこない姿勢が、英国ヴィンテージ家具メーカーあるいは職人たちにとっては、良かったのかもしれません。
俺だ俺だ俺だ!
みたいな人だと、職人からの反発がすごそうですから。
職人の技術あってこその英国家具ですから。
しかしながら、英国ヴィンテージ家具市場においては、下記のコレボした家具ブランドではなく、リチャード・ホーンビーRichard Hornbyがデザインした家具、として市場に出回っております。
それくらい、知名度があり、デザインが浸透しています。
あぁ、あれはリチャード・ホーンビーRichard Hornbyだねと。
見てわかれば、英国ヴィンテージ家具通を名乗ってよし!です。
リチャード・ホーンビーRichard Hornbyは1960年代に活躍した英国の家具デザイナーで、北欧スタイルに影響を受けながら、シンプルかつ洗練された独自のデザインを特徴としています。
彼の作品は高品質な素材(特にアフロモシアやチーク材)を使用し、機能性と美しさの融合を追求しています。
なぜか、英国家具デザイナーたち、アフロモシア(アフリカンチーク)、使いたがりが多い。
チークよりも、硬く重いです。
アフロモシアは現在絶滅危惧植物になっております。
当時、大量伐採したのでしょう。。
主なコラボメーカー
◆ヤンガー(Younger Ltd)
1950〜70年代の英国で、北欧スタイルの流行を牽引した家具メーカー。
高品質な少量生産を方針とし、ホーンビーが設計したサイドボードなどを製造。
ヤンガーにはジョンハーバートというデザイナーがいたのですが、リチャード・ホーンビー Richard Hornbyもやっているのですね。
喧嘩しなかったのかな。
リチャード・ホーンビーRichard Hornbyは、ヤンガーでもアフロモシアを使っています。
◆ファイン・レディ・オブ・バンベリー(Fyne Ladye of Banbury)
無垢材を使用した高級家具メーカー。
ロンドンの高級家具店「ヒールズ(Heal's)」で取り扱われていました。
リチャード・ホーンビーRichard Hornbyは、同ブランドにサイドボードやセンターテーブルを中心としたデザインを提供しています。
※ヒールズHeal'sとは
1810年創業のロンドンを代表する高級家具店。英国のクラフトマンシップを大切にし、数々の著名なデザイナーやブランドとコラボレーションを行い、高品質な家具を提供しています。
ヒールズHeal'sは、特にミッドセンチュリー期のモダンデザインの発信地として知られています。
当時のロンドンにおけるヒールズHeal'sの知名度、ブランド力は抜群であります。
そこで、取り扱われることが一つのステータスみたいな。
イケてる家具屋って感じ。
昔のhhstyle的な??
ヒールズHeal'sで販売されていた家具もRichard Hornby for Heal'sみたいな感じで、ヴィンテージ家具市場では出回っております。
リチャード・ホーンビーがデザインした代表的な家具
**サイドボード**
ヤンガー社製のサイドボードで、アフリカンチークの美しい木目とシンプルなデザインが特徴です。
**センターテーブル**
ファイン・レディ社製のセンターテーブルで、直線と曲線を組み合わせた上質なデザインが印象的です。
**マガジンラック**
1960年代にデザインされたヴィンテージのマガジンラックで、シンプルながら機能的なデザインが魅力です。
**ダイニングチェア**
ファイン・レディ社製のチーク材とベルベットを使用したダイニングチェアで、1960年代の作品です。
これらの作品は、彼のデザイン哲学と英国ミッドセンチュリーの美学を反映しています。
謎多き人物、リチャード・ホーンビーRichard Hornbyでした。