ヴィンテージ家具の木材たち
オーク材
小職はオークです。
学名はQuercus sppです。
小職には「どんぐり」がなりますので、割と馴染みがあるかと。
色は淡い黄褐色から濃い茶色で、はっきりとした木目模様が、私のアジであります。
質感はやや粗めで力強い印象と言われております。非常に硬く、耐久性に優れています。
まぁ、小職以外の木材も家具に適しているから使われているのですけれども。
小職と言えば、ワインやウイスキーの樽をご想像する方も多いかと思います。
加工は難しいが、耐久性と美しい仕上がりが特徴です。加工が難しいので、逆に、職人に好まれます。俺の腕の見せどころだと。
高湿度環境でも使用可能で腐敗や湿気に強いとも言われます。
中世ヨーロッパでは建築用の梁や船材として使用され、現在では家具やフローリング、建築材に広く使われました。
英国ヴィンテージ家具においては、1950年代にチーク材以前に使われておりました。
70年、80年モノのヴィンテージ家具は小職であります。