チャイナ・キャビネット。
ティーカップなど陶磁器のことをBornChinaボーン・チャイナと呼ぶことから、チャイナ・キャビネットと名付けられたそうです。
Born To Be Wildみたいな感じですかね。違うか。
見せるための収納であります。
見せるための収納ですが、ガラスに装飾があったりして、中が見えづらっ!みたいなこともありますが、このガラスの感じがアンティーク感たっぷりであります。
この脚の形状、そして3本脚。
脚の基本は4本ですので、3本というだけで違和感といいますか、他と違う感じと言いますか。
これがいい感じであります。
チャイナ・キャビネットは英国生まれであります。
1600年代に誕生しております。
当初はすべて木製でしたが、ガラス製造能力の向上により、扉がカラス製となりました。
上流階級の間では、社会的地位を示す象徴となったようです。
今回のモノは、1940年~50年代。
戦時下もしくは戦後において、物資の少なかった中で、装飾をなるべく減らしながらも、チャイナ・キャビネットらしさが残っている一品であります。
結果、社会的地位を示すようなゴージャスな雰囲気は一切なく、品がいい感じであります。
↑色味はこちらが近いです。
↑名もなき職人に関するエピソード集