SMALL TEAK CIRCULAR TABLE
小さい理由。
1960年代に機械や木材の規格化が進んで、フィートを単位とするようになったのではないかと。
そのため、4フィート=121~2センチが基準となっているのだと推測しております。
こちらはそれ以前のもの、あるいは、無名のクラフトマンによるもの。
規格化された最新の機械を導入するお金がなかったのかもしれない。
しかし、そこが腕の見せ所。
古い機械を使い、手作業で仕上げる。
そのため、規格外(4フィートではない)なのだと推測しております。
ゆえに、小さめサークルダイニングテーブルは希少です。
また、曲げの技術がそこまで発達していなかったために、天板エッジに丸みがないのだとも思います。
日本でいうところの下町ロケット的な、職人の魂を感じます。
全て推測ですが。
■メンテナンスとケア
クリーニング後、オイルメンテナンスをしました。
開閉、がたつきはもちろん確認済み。
普段のケアは乾拭きにて。
半年に一度、あるいは汚れが気になった際に、HOWARD PRODUCTS社のオレンジオイルを使用すると良いです。
ごはんをこぼして、カピカピになっているなんて時には、水拭きではなくオイルで汚れを落とす。
塗装され量産された家具とのケアの違いは、ただそれだけです。
古い綿100%のハンカチやTシャツの切れ端に、オイルをしみこませて磨く。
塗装は残っていますので、塗装を保護する目的です。
塗装というのは乾燥すると、お肌と同じように剥がれてきます。
オイル磨きは2~3分で終わります。その後、すぐに乾拭きしても良し。数時間おいて馴染ませてもよしです。
50年以上経過してもなお問題なし。
職人の魂が入っていて、タフにできています。
■円形テーブルの良いところ
食事をしているときに、全員の顔が見える。
四角いと隣の人は見えにくい。
家族、友人との会話が弾みます。
朝の忙しい時間、テーブルでするのは、ほんの少しの会話だけど、大切にしたい。
休日の夕食で、ゆっくりと、会話をしながら食事を楽しみたい。
そんな時間を、ヴィンテージのダイニングテーブルが、引き立ててくれます。
■円形テーブルの悪いところ
悪くはないのですが、少し場所を取りがちです。
飲食店のテーブルが四角いのはそのため。効率的ではない。
私はタイパコスパより、非効率でslowが欲しい気分です。
■製造:1960年代 推定
■生産国:イギリス
■ブランド:unknown
■サイズ(cm):幅106.5→拡張時147/奥行106.5/高740
◾️当店の商品は全てビンテージ品となります。心をこめてメンテナンスしていますが、多少のキズや汚れなどのダメージはどの商品にも必ず見られます。長年愛用されてきた味わいも含めて、ビンテージ品を楽しんで頂けると幸いです。
発送ランク:家財便D
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