形がカッコよし。
なぜ脚の形状がこのようになったのだろうかと。
ベイスクラフトBeithcraftはスコットランドのベイスBeithという街にありました。
創業者である、マシュー・デールが、地元の人々のために手作りの家具を始めたことが始まりです。
それが1845年。
日本でいえば江戸時代です。
Beithという街の家具づくりCraftで、Beithcraft。
そのまんま。
地元愛半端ないです。
サイドボードとか、色々作りまして、1960年代には他の家具屋と同様に、一目置かれる存在となりました。
しかし、1970年代になると、需要減少に伴い、経営は悪化。
同じく、スコットランドにあるA.H.McIntoshに買収をされました。
ほどなく、ブランドも終了します。
しかし、まだ生き続けております。
Beithのジュニアサッカーチームのニックネームは
The Cabes
これはCabinet Makers:家具職人
を意味しています。
Beith Juniors F.C.の
ウィキペディアにもしっかりCabesの記載がありました。
それだけ、地元を愛し、愛され続けてきた証です。
そんな彼らの作品、本場英国ではG-PLANにも勝ります。
こちらのテーブル、日本ではジープランのダイニングテーブルより安いですが、
本場英国では、高いんです。
というか、私が安く売っているだけか???
良いんです、この地元愛を引き継いで頂ければ!
■メンテナンスとケア
クリーニング後、オイルメンテナンスをしました。
普段のケアは乾拭きにて。
半年に一度、あるいは汚れが気になった際に、HOWARD PRODUCTS社のオレンジオイルを使用すると良いです。
何かがカピカピになっているなんて時には、水拭きではなくオイルで汚れを落とす。
塗装され量産された家具とのケアの違いは、ただそれだけです。
古い綿100%のハンカチやTシャツの切れ端に、オイルをしみこませて磨く。
塗装は残っていますので、塗装を保護する目的です。
塗装というのは乾燥すると、お肌と同じように剥がれてきます。
オイル磨きは2~3分で終わります。その後、すぐに乾拭きしても良し。数時間おいて馴染ませてもよしです。
50年以上経過してもなお問題なし。
経年変化をさらに楽しめます。
職人の魂が入っていて、タフにできています。
■ご使用時の留意事項
水が苦手です。
コースター、ランチョンマット、トレーなどをご使用ください。
熱さも苦手です。
暖かいコーヒー、紅茶、お茶など。
厚手のコースターなど、熱を通しにくいものおススメします。
乾拭きが基本となります。
仮に水拭きをする際は、硬く絞ってください。
マイクロファイバー系の布は、おススメしておりません。
水拭き後は乾拭きをしてください。
オイル減ったかな?と思ったら、オイルにてメンテナンスをしてあげてください。
そんなに難しくありません。
慣れてきたら、表面の感じでオイルした方が良いか、分かるようになります。
これであなたもヴィンテージ通です。
■製造:1960~70年代 推定
■生産国:イギリス
■ブランド:
■サイズ(cm):幅43.8→87.5→131.5/奥行131.5/高74
【当店の商品は全てヴィンテージ品】
多少のキズ(僕はそれをアジと呼んでいます)は、どの商品にも必ずあります。
それは、50年経過しないと表現できないもの。
それが、ヴィンテージを求める理由。
状態に関しては、写真をたくさん載せていますので、そちらをご確認くださいね。
ご不明点はお気軽にご相談ください。
配送料↓:配送ランク=家財便C
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