イギリスを代表する英国メーカーYounger(ヤンガー)製のサイドボードです。
角に丸みを帯びたデザインです。
形状、色味、どれをとっても良きヴィンテージサイドボードです。
こちらは英国本土では、ネイサンのサークルサイドボード、マッキントッシュのdanvegan、ジープランのロングジョンを超えるか並ぶぐらい人気のサイドボードになっています。
レトロなYOUNGERのロゴも残っています。
真ん中引き出し上から2段目の取っ手に、小さなかけがあります。
引き出しの布はクリーニングをしています。
■メンテナンスとケア
クリーニング後、オイルメンテナンスをしました。
普段のケアは乾拭きにて。
半年に一度、あるいは汚れが気になった際に、HOWARD PRODUCTS社のオレンジオイルを使用すると良いです。
何かをこぼして、カピカピになっているなんて時には、水拭きではなくオイルで汚れを落とす。
塗装され量産された家具とのケアの違いは、ただそれだけです。
古い綿100%のハンカチやTシャツの切れ端に、オイルをしみこませて磨く。
塗装は残っていますので、塗装を保護する目的です。
塗装というのは乾燥すると、お肌と同じように剥がれてきます。
オイル磨きは2~3分で終わります。その後、すぐに乾拭きしても良し。数時間おいて馴染ませてもよしです。
50年以上経過してもなお問題なし。
職人の魂が入っていて、タフにできています。
体重65kgの店長が乗って、耐荷重も確認しています。テレビも乗せられます。
上から2段目の取っ手に少し欠けがあります。
欠けも引いてみると、外観を損なうダメージではありません。これもヴィンテージといえるダメージですね。そのうち、これに愛着が沸いてくるはずです。
そして角の処理がこのサイドボードを仕入れた理由。丸みをおびた大きな箱の中に、扉や引出しがおさまっている感じが、レトロっぽくもあり、モダンっぽくもあるなぁと。
木目も良い感じで、色味もよいです。
この色味は50年経たないと表現できないですね。なので、ブリビではなるべくサンダーは使わずに、(使うと50年の経年変化がゼロスタートになる)メンテナンスをしています。
やっぱりヤンガーはいいんです。
ヤンガーはアフロモシアというアフリカンチーク(濃い茶色)が多用されていますが、こちらは通常のチーク材で、ナチュラルな色味も以外とヤンガーではレアだなと思い、仕入れています。
多分、再入荷はできない一品かと思います。もちろん出会ったら仕入れますので、再入荷した際はご容赦ください。
■生産国:イギリス
■デザイン:ヤンガー
■サイズ(cm):W213/D46/H79
開き戸収納は、幅76、奥行39、高さは取り外し可能な棚板で上段21.5下段19.5となっています(全体の高さは42.5。棚板の奥行は右側23、左側30.5)。引き出しは幅50.5、奥行37、深さ8です。
全体的に使用上の傷が点在していますが、大きなダメージはなく概ね良好なビンテージコンディションです。
◾️当店の商品は全てビンテージ品となります。心をこめてメンテナンスしていますが、多少のキズや汚れなどのダメージはどの商品にも必ず見られます。長年愛用されてきた味わいも含めて、ビンテージ品を楽しんで頂けると幸いです。
発送ランク:家財便E
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↑角回し。ヴィンテージサイドボードでは見かけないデザイン。ヤンガーらしさ・ヤンガーの独自性を感じます。
↑色味も良い感じです。ナチュラルカラー系。
ヤンガーは高品質の素材と職人技術に重きを置いていました。
モダンデザインを取り入れながらも、伝統的な技術に基づき、高品質な家具を提供しています。
ヤンガーのヘッドデザイナーであるジョン・ハーバードはFurniture Makers' Guild(家具製作者組合)から3つの賞を受賞しています。
目先の先鋭的なデザインにとらわれず、それをいかに伝統的な技術で表現をしていくか、それによりどのような家具を制作するのかを、ヤンガーの家具からは感じることができます。
時代を超えて愛される英国ミッドセンチュリーの家具であり続ける理由がそこにあります。