第一印象。
コモドドラゴンみたい。
インドネシアの固有種。
このサイドボードも固有種みたいと感じた。
なぜなのかと考えたら、答えは背面にあった。
CC41のマーク。
詳細は↓に。
大きさといい、シンプルさといい、表情といい、なんか違うんですよね。
いいんです。
可愛らしい感じ。
でも可愛いと思って近づくと、噛みつかれるかもしれません。
なにせ、歴史の重みが違いますから。
About CC41
Controlled Commodity 1941の略。
1941年から1952年まで、戦時中の物資不足に対応するために、イギリス政府によって導入され、政府の定めた規格に適合した家具につけられました。
いわば、政府お墨付きの家具です。
物資を効率的に使うために、デザインは簡素化され、CC41の家具は非課税とされ、市民が手ごろな価格で必需品を入手できるようにしました。そして、品質保証は政府が定めた基準を満たした品質でなければ、CC41マークはつけられません。
第二次世界大戦の戦火を免れた貴重な一品です。
歴史を感じます。
それ以前のアンティーク家具は装飾が施され、多くの木材が使用されていましたが、この時期にそれは消えます。
そして表現が制限され、抑圧されたこの時期に、英国の家具デザイナーは多くの部材を使わないシンプルだけれども、洗練された北欧デザインに出会うのです。
そのため、1950年代後半から1970年代初頭にかけて、英国ヴィンテージ家具の黄金期を迎えます。
そんな、アンティークとヴィンテージの中間点にあったCC41。
歴史的にも貴重な一品です。
歴史的な価値がありますので、ぜひ、このエピソードともに次世代に繋いで頂きたいと思っています。
あと20年もすれば、100年モノになります。
北欧デザインと出会う前とはいえ、新鮮さが残るデザインでもあります。
■メンテナンスとケア
クリーニング後、オイルメンテナンスをしました。
普段のケアは乾拭きにて。
半年に一度、あるいは汚れが気になった際に、HOWARD PRODUCTS社のオレンジオイルを使用すると良いです。
汚れが気になった際には、水拭きではなくオイルで汚れを落とす。
塗装され量産された家具とのケアの違いは、ただそれだけです。
古い綿100%のハンカチやTシャツの切れ端に、オイルをしみこませて磨く。
塗装は残っていますので、塗装を保護する目的です。
塗装というのは乾燥すると、お肌と同じように剥がれてきます。
オイル磨きは2~3分で終わります。その後、すぐに乾拭きしても良し。数時間おいて馴染ませてもよしです。
経年変化をさらに楽しめます。
職人の魂が入っていて、タフにできています。
■製造:1950年代 推定
■生産国:イギリス
■ブランド:unknown
■サイズ(cm):幅107.5/奥行46/高55.5
【当店の商品は全てヴィンテージ品】
多少のキズ(僕はそれをアジと呼んでいます)は、どの商品にも必ずあります。
それは、50年経過しないと表現できないもの。
それが、ヴィンテージを求める理由。
状態に関しては、写真をたくさん載せていますので、そちらをご確認くださいね。
ご不明点はお気軽にご相談ください。
配送料↓:配送ランク=家財便C
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