ERCOLアーコールの『パンドラボックス』コーヒーテーブルです。
開けるな、と言われると開けたくなりますよね。
パンドラの箱。
パンドラは神々から贈り物として箱をもらう。
箱にはあらゆる悪(病気、盗み、憎しみなど)が閉じ込められていると。
開けてはいけない。
ということは、開けてみな、ということではないかと。
結果、パンドラは箱を開けるのです。
あらゆる悪が人間世界に広がりました。
慌てて箱を閉じたとき、「希望」だけが箱に残っていました。
人類は困難に直面しても希望を持ち続けることができるように、なったとされているそうです。
そんなネーミングがついたアーコールのテーブル、パンドラボックス。
ボックスではなく、テーブルです。
ボックスではなく、引出しです。
形状ではなく、先のエピソードから連想されたものでしょうか。
悪が飛び出してくるテーブルであるはずもなく、希望が残っていたこと、こっちでしょう。
なんの希望でしょうか?
文献を読んでもこのテーブルのネーミングに関しては、特に書いてなかった(ちゃんとインプットもしているんです、私)。。
でも、分かったかもしれません。
こちらのテーブル1974年の発売です。
イギリスにおける1974年といえば、華やかな1960年代が終わり、冬の時代へ突入するとき。
その後のサッチャー政権に続く、手前。
1973年のオイルショックにより、急激なインフレが英国でも起こります。
冬の足音が聞こえていたのでしょう。
家具も1960年代に売れた反動で売れ行きが鈍っていた、かつオイルショック。
冬の時代到来していたのかと。
そんな中、希望を込めて作ったテーブルがこちらです。
考えたネーミングが、Pandora's Boxパンドラの箱です。
このテーブルにはそんな英国老舗家具屋の希望、英国民の希望が入っているんです。
多分。でも合ってると思うこれは!
■メンテナンスとケア
クリーニング後、天板の塗装を剥がしました。
スタッフ全員こっちが好きなんです。
天板の仕上げはHOWARD PRODUCTS社のフィーデンワックス(オレンジオイル+蜜蝋)にて。
しっとりとした仕上がりになっています。
■製造:1970年代
■生産国:イギリス
■デザイン:アーコール
■サイズ(cm):幅80/奥行80/高40
引き出しは2つ共に、内寸幅40.5cm、奥行き33cm、深さ11.5cmです。オープン収納の高さは28.5cmです。
通常使用によるアタリなどが角を中心に点在していますが、どれも小さなものです。天板はほぼ傷もなくとてもきれいな状態です。引き出し内部も清潔に保たれていて、総じて良好なコンディションとなっています。キャスターの動きもスムーズで、内部にはロゴステッカーも残っています。
■欲しいのは、キレイでナチュラルなしっとりとしたヴィンテージの質感。そのために、徹底したクリーニングとオイル磨きにこだわっております。
発送ランク:家財便B
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