経年変化が表情を豊かにする

ビンテージ家具の表情を豊かにするのは、経年変化をしているから。
ビンテージ家具にはアタリやスレなどがある。
それらが、新品では表現できない雰囲気を醸成しています。
ビンテージが好きな方はこれがたまらないはずです。
よくあるビンテージ家具のキズ(=アジ)を集めました。
ビンテージ家具のよくある傷
↑アタリ
すべての家具に見られるものです。
削るとビンテージ家具の美しいフォルムが変わりますので、削りません。
磨き上げてきれいにすることで、キズはアジに変わります。
もちろん触って危ない場合には、対応しています。

↓テーブル
ビンテージ家具のよくある傷
↓椅子の脚
ビンテージ家具のよくある傷
↓チェストの引き出し
ビンテージ家具のよくある傷

↓天板のアタリ=ヘコミ
スチームを当てることで、凹みがなくなるという説明があるサイトや動画もありますが、我々は行いません。
ビンテージ家具に用いられている木材は、しっかりと乾燥させて良質なものです。
水ましてや高温の蒸気は天敵です。
長い目で見れば、劣化を招きます。
このぐらいの凹みはあえてメンテナンスしません。
ビンテージ家具のアジだと考えています。
ビンテージ家具のよくある傷

↓スレ
アタリの次に多いのが、スレです。
オイルで磨き上げることで消えることも多いですが、溝が深いと残ります。
光の加減や見る角度によっては、見えることもあります。
ビンテージ家具のよくある傷