『素材感を楽しむアーコール家具のコーディネイト』お客様活用事例◆島根M様◆
イギリス人店長による■英国ヴィンテージ家具&アンティークのセレクトショップ■
ブリティッシュビンテージプラスのMisakiです。こんにちは。
木製家具をえらぶときに、多くの方が出くわす疑問の一つ
『素材が同じでないと合わないのではないか?』
あなたは感じたことありませんか?
今日はそんな視点より、お客様活用事例を紹介したいと思います。
このたび島根県のMさまにお届けしましたのは
老舗アーコールERCOL社のアンティークエックスバックチェア。
別名クロスバックチェア・ラティスバックチェアとも呼ばれ
アーコールチェアの中でも特に人気の高い椅子です!
他のアーコールチェアと同様に北欧調のすっきりとした印象のブナ材を基調とし、座面には豊かな木目が楽しめるニレ材を用いて作られています。
一般的にアーコールの場合は、チェアもテーブルもアーコールで揃えるという方が多いと思います。
天下のアーコールだけにファンも多いでしょうし、やはり同メーカー・同素材で揃えるというのは何とも言えない安心感がありますよね。
そんな中で拝見しましたMさまのコーディネイト。
アーコールチェアをアーコール以外のテーブルと合わせる!
とてもステキですね。
テーブルの素材はおそらくパイン材でしょうか。
アーコールチェアとは違う木材ですが同じように使い込まれた味わいがあり、気張らない
何ともイギリスのお宅のような自然体な雰囲気が感じられます。
Mさまからも
「想像していた以上に手持ちのテーブルと合って、感激です!」とお言葉を頂きました。
たとえ木材としての種類は違っても、
もともとは自然界で一緒にいた「木」と「木」という仲間なんですね。
同じように経年した美しさをもつ仲間同士は、
ケンカすることなく上手く調和しながら、
お互いをひきたて合いながら
共存していくことができるんだと思います。
木目だったり、色味の濃淡だったり、やわらかさや固さだったり・・・
自身のしっくりくる感覚を頼りに、どんな共存スタイルがあるのか探すのもまた楽しいですね。
定番スタイルをじっくり楽しんだら、ぜひそんなオリジナルな組み合わせもぜひ楽しんでいただけたらと思います。
家具達がまた、違う表情を見せてくれますよ!
Mさま、ご協力ありがとうございました。
五感を幸せにする。古い家具の魅力
イギリス人店長による■英国ヴィンテージ家具&アンティークのセレクトショップ■
ブリティッシュビンテージプラスのMisakiです。こんにちは。
ほとんど日本のテレビは見ないわが家ですが、
「これだけは!」という好きな番組がいくつかあります。
その中のひとつ。
京都大原に住む、英国人ベニシアさんの生活を紹介するNHK『猫のしっぽ カエルの手』
みなさんもご存知ですか?
日本の田舎暮らしを、古き良きイギリス流にアレンジして楽しんでいる様子は
イギリスの生活を知る私にとっても『なるほど?』と感心する点がたくさんあり
つい手をとめて見入ってしまいます。
先日の再放送は、ベニシアさんが30年来通っているという京都の骨董店が紹介された
「アンティークのくつろぎ」というエピソード。
そのなかで、ベニシアさんが『心和む家具』というタイトルで年代物家具について語るシーンが
とても素敵だったのでご紹介したいと思います。
木製の美しい家具は
どれも長い時間を経たことで
艶が出て味わい深くなったのです
美しい物を愛する心は
誰にでも備わっています
その心を使って美しい物に目を留め
自分を取り囲む世界を美しくしていきましょう
私が一番印象深く感じたのは
「美しい物を愛する心は誰にでも備わっています」
このくだりです。
思えば、
桜を愛でる。
満月を慈しむ。
和の着こなし。
伝統建築。
もともと日本人は、きっと世界のなかでも美意識の高い国民だったに違いありません。
しかし様々な情報が私たちを取り巻き、物にあふれ、時間に追われるなかで
私たちは本来与えられていた「美しいものを愛する心」を
ないがしろにしてはいないでしょうか?
休みをとって、遠くの美しい景色に癒されにいくよりももっと簡単なこと。
「自分を取り囲む世界を美しくしていく」
「していきましょう!」と呼びかけているベニシアさんのメッセージは、深く心に響きます。
『心和む家具』それは人によって様々かもしれませんが、
きれいな景色を見て感動したり、豊かな大地からパワーをもらったと感じるのと同じように
自然美を最大限に活かして作られた年代物家具には、
その深い艶や木目を見ているだけで
その柔らかな木肌に触れているだけで
疲れたココロが落ち着きを取り戻すような、そんな精神的な作用があるように思えてなりません。
誰にでも備わっている「美しいものを愛する心」
あなたは十分に活かして、生活していますか?
『徐々につくりあげていく喜び』お客様活用事例◆神奈川県O様◆
イギリス人店長による■英国ヴィンテージ家具&アンティークのセレクトショップ■
ブリティッシュビンテージプラスのMisakiです。こんにちは。
そろそろ2月も終わりに近づいてきました。
家具屋が一年で一番忙しい、引越シーズンの到来です!
今朝も、朝早くからご近所さんのお引っ越しに遭遇。
ご近所といっても、どんな方が住んでいるのか実は交流はなかったのですが
次々と運び出されてくるモノに何気に目を移すと
ふる?い足踏みミシンがあったり、桐だんすがあったり・・・
へ?年配の方が住んでいたのかな?
古いもの好きな若い方?裁縫で何作ってたのかなぁ。
あ?もしかして好みがあってお友だちになれそうな方だったのかなぁ、
などの思いが瞬時に頭をよぎり・・・
つくづく。
家具をはじめ、身の回りの持ち物ほど
その人の『人となり』を如実に表すものはないのかもしれないなぁ・・・
そんな事を思っていたところ
とってもタイムリーに!
お客様からのメッセージとお写真が届きました。
先日キャビネットを購入させて頂いたOです。
昨日届きました!
そちらでの購入は3回目なのですが、毎回ネットで見てるよりも、
素敵~♪と思えるモノが届いてビックリします(^o^)
今回のキャビネットも、色も大きさも形もドンピシャでした!!
見る度に惚れ惚れ致します♪
前回購入したチャイルドチェアーと並べると、より素敵になりました~♪
予算の問題で注文住宅にできなかったので、家が安っぽい造りで家具にこだわろうと思いました
ブリティッシュビンテージさんのお陰で、好きな空間が出来上がってきています(*^^*)
徐々に出来上がる豊かな空間というのもいいものですね
ありがとうございました
こんなお言葉を聞くたび、私は飛び上がりたいくらい嬉しくなります。
Oさんの場合、最初にご注文を頂いたのは2014年のこと。
気に入ったものをゆっくり少しずつ揃え、理想の空間をつくることを楽しまれている姿は
まさしく、私が影響を受けているイギリス人の住居へのこだわりと重なるものがあります。
賃貸でも持ち家でも、新築でも中古住宅でも最初はどれもHOUSE(ハウス)という空っぽの箱。
その箱を月日をかけて、どうやって自分らしく心地良いHOME(ホーム)に変えていくか。
人がそれぞれ違うように、決して同じ完成形はないけれど
だから意味深くてやりがいがある。そんな家づくりの奥義。
私たちの毎日が、誰かさんのそんなジャーニーにつながっているという
物をお届けしたその先にある暮らしを見据えたとき
「こんな素敵なことってないなぁ」としみじみ感じずにはいられません。
O様、これからも良き出会いのお手伝いができましたら嬉しく思います!
ご協力ありがとうございました。