こんなときだからこそ。-ヴィンテージ家具店『BRITISH Vintage+』


こんにちは。
イギリス人店長が選ぶ■英国ヴィンテージ家具&アンティークの専門店■
BRITISH Vintage+(通称ブリビ)のオーナーmisakiです。

ウイルスによる大規模感染。学校や公共施設の閉鎖、イベントの相次ぐ中止など前代未聞の事態が日本中で起きています。

みなさんの身の回りはいかがですか?

テレビでは買い占めやデマなどのニュースも聞き、何を信じればいいのか・・・という気持ちになりますね。

最も信頼性の高いといわれるサイトを一つご紹介します。 
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/

NHKの新型コロナウィルスの特設サイトです。
こんなときだからこそ、不安を煽るメディアや噂話ではなく、正しい情報を意識的に入手したいものです。

そして必要以上に悲観することなく、今私たちができることに意識を真摯に集中させ、嵐が通り過ぎるのを静かに待ちたいと思います。

からっぽになった3月の予定表を前に、みなさんはどんな気持ちでいますか?

私自身は意外なほどに、予定のない日々の過ごせる幸せを少なからず感じています。

自主的な予定であれ、外部から要請された予定であれ。良かれと思っていたことでも、気がつかないうちに自分自身や家族への縛りをどんどん増やしていたのかもしれないと、この数日考えています。

今週もやることがない。
来週もやることがない。
再来週もやることがない。

またとはないこの豊潤な時間を、どう活かすか。それともムダに過ごすのか。

予定も、出かける先も、ことごとくなくなった今、試されるのは個々の自己マネージメント力なのかもしれませんね。

 


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日本でここだけ!イギリス人店主が厳選した
ハイセンスな輸入ヴィンテージ家具の揃うお店です。在庫は常時200点以上。
その場限りの使い捨てではなく、末永く愛着もって使える良質な家具のご提案を得意としています。
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どう違う?北欧ヴィンテージとイギリスヴィンテージ-英国ヴィンテージ家具『BRITISH Vintage+』


こんにちは。
イギリス人店長が選ぶ■英国ヴィンテージ家具&アンティークの専門店■
BRITISH Vintage+(通称ブリビ)のオーナーmisakiです。

いよいよ今年も引っ越しシーズンがやってきましたね。新生活に備えて家具探しを始めている方も多いのではないでしょうか?

今日は、ヴィンテージ家具好きのなかでも混同したイメージをもたれやすい、北欧ヴィンテージとイギリスヴィンテージの違いを紹介したいと思います。

まず意外と間違えている方がいてびっくりしますが、イギリスは北欧ではありません!「北欧」はその字のとおり「北のヨーロッパ」を指していて、具体的にはデンマークスウェーデンノルウェーフィンランドアイスランドの5か国を指しています。その中でもデンマークの家具が特に有名で、北欧ヴィンテージというと、一般的にはデンマーク製であることが多いです。

一方イギリスは皆さんもご存知のように島国です。そのため今回のEU離脱にも象徴されるように、地理的にはヨーロッパでありながらも、その土地で暮らす人たちの肌感覚は若干ヨーロッパの人とはかけ離れていて、独自のプライドをもって存在しているような雰囲気です。例えるなら、日本vs中国大陸みたいな感じでしょうか。

デンマークは親で、イギリスは子・・・

まず生産国が違うということはよく分かりましたが、それではどうしてこの2国のヴィンテージ家具は混同されやすいんでしょう?

それはデザインの類似性にあります。

みなさんも、ウェグナーやヤコブセンという名前を聞いたことがありませんか?北欧インテリアの世界で巨匠と呼ばれる有名デザイナーです。

 

ハンス・ウェグナーhttps://ja.wikipedia.org/wiki/ハンス・J・ウェグナー
アルネ・ヤコブセンhttps://ja.wikipedia.org/wiki/アルネ・ヤコブセン

今から60年ほど前に、北欧出身の彼らが生み出したこれまでとは違うシンプルでスタイリッシュなデザインの建築物や家具。これらが当時の大きなトレンドになりました。

その頃、まだ装飾たっぷりなアール・デコやゴシックスタイルの家具をつくっていたイギリスにとっても、そのデザインは革新的で魅力的。

もともとイギリスに根付いていた高度な製造技術、それに北欧のデザインを融合させて生まれたのが、現在の英国ヴィンテージ家具ということです。

 

 

ここが違う、イギリスヴィンテージ。

 

それなので私たちから見ると、北欧ヴィンテージと英国ヴィンテージは、やっぱり似ているようでも、仕上がりやデザインが少しずつ違っているという印象を受けます。

もちろん私たちはイギリスヴィンテージが好きなので、かなりのひいき目線にはなりますが!!(笑)

二番煎じのイギリスヴィンテージだからこそオススメしたい、いくつかの理由があります。

イギリス製はデザインがしっくりくる

北欧家具をみると、わたしの場合はちょっと上品な優等生すぎて物足りなさを感じてしまいます。もしくはあまりにも出来すぎたクールデザインだと、逆にオシャレすぎて落ち着かないと思ったりもします。

その点イギリス製の場合は、北欧のシンプルデザインを進化させた、独自の個性や面白みのあるデザインが多く、見ていて楽しくなるような味わい深さを感じます。

メリハリのなかにも適度に力が抜けていて心地よいデザイン。愛嬌があってわたしは大好きです。

造りがしっかりしている

北欧家具ももちろんしっかりしていますが、頑丈さという意味ではイギリス製の方が優っていると思います。北欧家具は細脚に代表されるように、優美で華奢な印象のスタイル。使う人の視点にたった合理的な工夫も、イギリス家具ではよく見られ「なるほどー」となることもよくあります。

値段がまだ現実的

老舗北欧家具の場合、すでに値段が高騰しきっています。デンマーク製で車一台買えそうな値段の椅子とかありますよね。いいものは値段が張るのは分かりますが、一定レベルを越えると、ちょっと現実的ではないような気がします。

その点イギリスヴィンテージの場合は、ニトリと比べればもちろん高いですが、全く手が届かないわけではなく、価格と質が見合った選択肢だと思います。

例えば20万円のサイドボードでも1年で見れば1日当たり500円程度、10年で見れば1日当たり50円で所有できると思えば、十分に納得できる価格ではないでしょうか? 

そのうえ、家具は車のようにモーターがついていて壊れるということがありません。たとえ修理が必要になったとしても、どれもアナログで再生可能なものばかりなので、本当に一生もの。もしくはそれ以上。

ましてやそこは、車とは比べものにならないくらい、あなたが毎日多くの時間を過ごす場所。なけれなないで過ぎてしまいますが、健全な食生活や運動と同じくらい、住環境は私たちの心の健康に大きく影響していると思います。

 

 

北欧は優等生タイプ、イギリスは・・・

皆さんの学生時代をちょっと思い出してください。

いつも品行方正で真面目な優等生タイプ以外に、おふさげキャラだったり、スポーツ万能だったり、ちょいワルだったり、漫画が上手かったり・・・そんな個性強めな庶民派キャラ。いませんでしたか?

あなたの学生生活をかけがえのないものにしてくれたのは、どちらのクラスメイトでしたか?

 

雑多な、でも多種多様に暮らしを色濃く彩ってくれ、知れば知るほど奥深く面白い。それが私にとってのイギリスからやってきたヴィンテージ家具との毎日です。

効果は簡単には見えないからこそ、多くの人がないがしろにしている住環境。私たち家族も子育てしながらでできないことも沢山ありますが、その中でも今できることを少しずつ取り入れて、少しでも心地よい時間が過ごせたらいいなと思っています。

みなさんにも、イギリスヴィンテージならではの魅力が伝われば嬉しいです^^

 


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シューフィッターのいる靴屋へ初めて行った話-英国ヴィンテージ家具『BRITISH Vintage+』


こんにちは。
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みなさんは、シューフィッターのいる靴屋へ行ったことがありますか?

先日、私は生まれて初めてシューフィッターのいる靴屋へ行きました。
これは私の2020年にやってみたいことの1つでした。「いつか」・・・と思っているだけでは、その「いつか」はやってこないを胸に、今年は色々貪欲にチャレンジしていこうと決めての一歩です。

そもそも、どうして私がシューフィッターのいる靴屋に行ってみたかったというと、自分の身の回りの日用品を少しずつ上等なものに変えていきたいという気持ちがあったからです。

もともと所有欲はあまりなく、どちらかというと気に入った物だけを、ぼろぼろになるまで縫ってでも使いたい性格です。一度気にいると同じものをずーっと10年くらい使っていたり、壊れても新製品ではなく中古で同じものを探して使いたいタイプです。

ただ最近、ずっと気に入っていたものが、歳を重ねるごとに似合わなくなってきたことにも気づくようになりました。あんなに好きだったファストファッションの、縫製は悪くてもカラフルで粋なデザインの服たちも。

代わりにちょっと奮発して良いものを身につけたり、本物の素材の服(着物なども)を着た時に、いつもより気分がよかったり、自分に自信がもてるような心境の変化に気づきました。

もう子ども服みたいに1年ごとに買い替えないといけない歳でもないのだから、少量の良質なものに囲まれて気持ちよく過ごしたいと思うようになったのです。

そうおもっていた矢先に、3月に4kmのファミリーランに参加することが決まりました。手持ちのスニーカーでも事足りてはいましたが、まずはこの機会に足元から自身の健康へ投資という意味も込めて、この小さな贅沢を解禁しました。そして、決めたら即行動です!

それにしても初めての店に行く時って緊張しますね。対面販売の緊張感もありますね。事前にお店のインスタで色々チェックしていたので、きっといいお店だろうなぁという予感はしていましたが。

自分の足を、縦も横も甲高もちゃんと測ってもらい、形を見てもらい、歩き方をチェックしてもらい・・・少しの恥ずかしさはガマンです。

結果。いろんなことが分かりました。

自己判断していた靴のサイズが間違っていたこと。普通より足が細いからどんな靴でも入るけれど、そこがまた盲点であること。さらには普段履いている靴の状態から、歩く時の悪い癖や、正しく靴が履けていなかったことまで!

こんなにも毎日使うものなのに、この歳になるまで自分はなんて無知だっただろうと思いました。

そのあと、私の足型に合うおすすめのランニング用シューズを数点見せてもらいました。

これまで、足にいい靴はどこかデザインがイマイチという印象をもっていましたが、シューフィッターさんが正しい履き方でフィッティングしてくれたその靴は、アメリカのものでデザインも色もすてきな上に、軽くて本当に足にぴったりフィットしていて快適で、かなりの衝撃を受けました。

今までの自分の靴選びはなんだったんだろう・・・と。これがプロの技なのか・・・と。

そこは子ども靴は扱っていませんでしたが、娘の足も計測してくれました。私と同じように細足だったため、国産ならどこのメーカーの靴を選ぶとよいか、見るべきポイント、自宅で簡単にできる足育についての情報まで。靴屋さんの持てる情報を本当に惜しまず色々提供してくれ、帰る頃には「来てよかった」という感謝と満たされた気持ちでいっぱいになりました。

靴の値段だけ考えると、量販店のほうが安いものはたくさん揃っていますし、もしかしてネットなら同じものがもっと安く手に入ったのかもしれません。

でも、安さを選ぶことで得られなくなるものがあるということ、をその時思いました。賢くお金を使うということは、自分自身に対してはもちろん、子どもに対しても教えていきたい知恵だと思いますが、単純に「節約する」や「バーゲン品を探す」ということではなく、意味のあるお金の使い方をするということだと心に命じておかなければ、わたしたちは簡単に方向性を間違ってしまいますね。

2020年の私のやりたいことリストには、出費のかかるものもいくつか含まれていますが、賢くお金を使うということを念頭に、色々と挑戦してみたいと思います。またよいアイディアがありましたら、こちらで報告しますね^^


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