どうして人気?ジープランFRESCOサイドボード。その安定した魅力とは
イギリス人店長による■英国ヴィンテージ家具&アンティークのセレクトショップ■
ブリティッシュビンテージプラスのMisakiです。こんにちは。
本日は、当店で扱うサイドボードのなかでも特に人気の高い「ジープランFRESCOサイドボード」をご紹介。その安定した魅力に迫ってみたいと思います!
巻貝のようにカーブした取っ手デザインが特徴的ですね。
70年代ジープラン家具のなかでもFRESCO(フレスコ)というシリーズのものになります。
横幅が152cmという大き過ぎず小さ過ぎずなボディで、一人暮らし?家族暮らしまで取り入れやすい一番スタンダードな大きさです。
シンプルかつ上品なデザイン。飽きのこないデザインだからこそ、若い世代から年配の方まで幅広く支持されています。最近では、CMや雑誌でも本当によく見かけるようになりましたね。さり気なくカーブした脚ラインも絶妙です!
質の良い素材をつかい、細部まで職人の手によってしっかりと作り込まれた家具です。
非常に見栄えがし存在感がありますので、ひとつ置くだけでお部屋のグレードが間違いなくアップする!!そんな一台です。
引き出しの構造は、見た目にも美しい「蟻組み」と呼ぶ釘を使わない高度な職人技。こんなところにも、ジープラン家具のクオリティの高さが見て取れますよ。
収納面では・・・
上には引き出しが三つ横並びに。中央はもともとカトラリー入れでしたので、フェルト敷きになっています。
リビングに置く場合は、眼鏡や腕時計など傷つけたくないものをしまう場所としても良さそうですね。仕切りは取り外して一つのスペースとして使うこともできます。
下部は開き戸収納が三つ。リビングの収納でしたらコレ一台で十分にまなかなえる、大容量の頼もしいサイドボードです。
中には高さを2段階に調節できる中板が付属。
取り外せば雑誌の収納等に使う事もできる、応用範囲の広い実用的なスペースです。
(ちなみに当店では、次に使う方の立場になって専属の女性スタッフが外側も内部も丁寧にクリーニングしています。受け取ったらすぐにお使いいただけますので、ビンテージ初めてさんでもご安心くださいね!)
サイズ良し、デザイン良し、質も良し。そして充実の収納力!
良質素材だからこその、成熟したチークの美しい色合いや木肌を堪能できる魅力あふれる一台。
しかも新築でも違和感なく使って頂けるような清潔感のあるビンテージときたら、もう選ばない理由はないのでは??
年々高騰傾向にあるジープランの中でも人気デザインのサイドボード。
どうせ買うなら少しでもきれいなものを買いたいという方は、当店が現地仕入れで選び抜いた『美品』コンディションをぜひご覧くださいね。今なら注目アイテムとして、ちょっぴりお値引きもしてますよ!
活用イメージ写真
【キッチンに設置 岐阜市E様】
【リビングにテレビ台として設置 積水ハウスCMより】
ヴィンテージ好きなら知っておきたい!イギリスを代表するデザイン・家具メーカーのまとめ◆前半◆
イギリス人店長による■英国ヴィンテージ家具&アンティークのセレクトショップ■
ブリティッシュビンテージプラスのMisakiです。こんにちは。
本日は、1950-80年代を中心に数多くの素晴らしいデザインを生み出してきた 、イギリス家具メーカーとブランドを紹介します。
それぞれにストーリーや歴史があり、知っているからこそより愛おしく思えるもの。
北欧やUSA家具とはまたひと味違う,イギリス生まれのヴィンテージ家具の魅力全開です!
G-PLAN/ジープラン(イギリス 1952-)
G-planは、1952年に家具メーカーE.Gomme社が発表したブランドです。
様々なスタイルの家具を製作しましたが、特に1960年代にデンマーク人デザイナーによって生み出された北欧テイストの家具は、英国古来の家具職人の技術力に後押しされ世界中で大流行しました。
当時のシリーズは、近年ヴィンテージ家具としてイギリス国内はもとより、アメリカ、オーストラリアなどの欧米国でも広く人気を集めています。
イギリス人職人の丁寧なものづくりは非常に完成度が高く、観るものを納得させる確かなクオリティが備わっている一流品です!
ERCOL/アーコール(イギリス 1920- )
アーコールは、1920年にイタリア移民のルシアン アーコラーニー(Luciano Randolfo Ercolani)が一代で築き上げた、イギリスを代表する老舗家具メーカーです。
アーコール特有の繊細なラインは、総無垢の家具でありながらもナチュラルで軽やかなデザインを実現。構造面でも工夫が盛り込まれ、手直しを加えながら何世代にも渡って使える実用的な家具です。現代のインテリアとも違和感なくコーディネイトでき、且つしっかりとした存在感を持つビンテージアーコール。雑誌やCM、カフェ等のメディアでも幅広く扱われています。
AH McIntosh/マッキントッシュ(イギリス 1869-)
アレキサンダー・ヘンリー・マッキントッシュ(Alexander Henry McIntosh)が1869年にスコットランドの小さな町で始めた家具業が、現在では世界中にコレクターの存在するマッキントッシュ家具のスタートになります。当時の英国において、特に進歩的ミドルクラス層をターゲットに質の高い家具を提供し、1960年代には当時の最先端の流行だった北欧デザインをいち早く取り入れ、大きな成長を遂げました。そのスタイリッシュなデザインと素材、造りの良さは、現在のイギリスでも非常に高く評価され、ジープランを超えて熱望されるビンテージ家具メーカーでもあります。
NATHAN FURNITURE/ネイサン ファニチャー(イギリス 1916-)
ネイサン ファニチャーは、1916年にロシア生まれのバーネット ネイサン(Barnett Nathan)がイーストロンドンで手作りの家具を販売したことが始まりです。戦時中は政府向けの弾薬箱の製作をして生計を立てるなど、厳しい状況下でも不屈の精神でビジネスを成長させた誇り高きメーカーです。
1952年に息子達がビジネスに加わると、事態は急速に発展しました。彼らは良いデザインに投資する必要性、ダイニング家具にフォーカスして事業を展開しました。1963年には当時最も求められていた北欧デザインの家具作りに専念し、シンプルでエレガント、実用性と品質の高さを兼ね備えた家具を多く生み出しました。現在でも当時の伝統を守って製造を続けている、数少ないメーカーの一つです。
JENTIQUE FURNITURE / ジェンティーク(イギリス 1930年代-)
JENTIQUE(ジェンティーク)社は、有名なおもちゃ職人であったご主人とその奥さんというJenkins(ジェンキンス)夫妻が創業した家具メーカーです。
どこか愛嬌のあるデザイン、フェミニンな優しさを感じるデザインなど、異色な経歴をもつジェンティークならではの特徴があります。国内ではまだあまり知られていませんが、G-planやNathanなどと並ぶ良質なブリティッシュビンテージモダン家具として、イギリス国内や欧米諸国でその魅力が高く評価されています。
A YOUNGER Ltd. / ヤンガーファ二チャー(イギリス)
ヤンガーファニチャーは、1950年~60年代にかけて特に見識の高い裕福な層をターゲットに、小ロットの家具を一流の職人達につくらせ、限られた特別な人たちだけが手にいれることのできる最高級の家具を生み出してきました。
代表デザイナーJohn Herbertを筆頭に、当時誰よりも早く北欧デザインを取り入れたのもヤンガーファニチャーです。常に近代的で洗練された家具づくりのパイオニアとして、現在でも隠れたコレクターの多いメーカーの一つです。デザインもさることながら、その造りと素材の良さは今見ても圧巻です!
基本中の基本!アーコール(ERCOL)の定番チェアをおさらいする
イギリス人店長による■英国ヴィンテージ家具&アンティークのセレクトショップ■
ブリティッシュビンテージプラスのMisakiです。こんにちは。
当店でも、とどまる人気を知らないアーコールERCOLファニチャー!
本日は、アーコール家具のなかでも特にテレビや雑誌によく登場している
ERCOLのヴィンテージチェアに焦点をあててご紹介いたします。
1、フープバックチェア
ウィンザーチェアとも呼ばれ、広くどの世代にも愛されているチェアです。
背もたれのバーが6本タイプと4本タイプがあり、肘掛け付きデザインもあります。
横から見た時のラインがとっても素敵ですね。
ナチュラルでとても馴染みのよいデザインです。
2、スティックバックチェア
棒状のスティックになった背もたれが特徴的なデザインです。
テーブルからちょこんと見える直線ラインが好き!という声を聞いたりします。
比較的リーズナブルで手に入り易いので、カフェやレストランで使われる事も。
3、カウホーンチェア
アーコールチェアのなかでも、より洗練された印象の強いデザイン性の高い椅子です。
希少性も高いので、私たちにとっても見つけた時は即買いのアイテムです。
肘掛けになるアーム部があるので、木製とは思えないほどのラグジュアリーな座り心地が
楽しめます。
ただ、1脚で普通のアーコールチェア2脚買えるくらいのお値段がしますので
予算のある方向けにはなります。
また奥行きがあるので、使っていない時にテーブルの下にきっちり収めたい!という方へは不向きかもしれません。
本当に目に美しいチェアですので、複数揃えるのは無理でも一脚だけ所有して
よく見える場所に置く!という使い方も贅沢で素敵だと思いますよ。
4、クエーカーチェア
アーム付きとそうでないものが出回っています。
上で紹介した椅子よりは高さがありますが、こちらも根強い人気です。
シンプルで飽きのこないデザインがいいですね。
よりエレガントな印象の椅子です。
5、ゴールドスミスチェア
イギリスの詩人、オリバー・ゴールドスミスが所有していたことから名付けられた通称「ゴールドスミスチェア」
クエーカーチェアと同じハイバックチェアの仲間です。
背もたれのトップ部分が広いため、体を包み込むような座り心地が特徴です。
もちろん1種に限定せず、ミックススタイルを楽しむ方法も楽しいと思います。
ビンテージ・アンティークのアーコールチェアの場合、素材は基本的に同じですので、
デザインは違ってもまとまりのある空間に仕上げやすいですね。
アーコールチェアは、どれをとってもデザイン性抜群の一流品。
一目でアーコールと分かる、繊細ながらも均整のとれた黄金比の美しさ。
素材の良さ、そして造りの良さは他の追随を許しません。
今も昔も、多くの人を魅了し続けているアーコールチェア。
ぜひあなたも、インテリアの候補として検討してみてはいかがですか?