自宅のテーブルをヴィンテージアーコールERCOLに変えて気づいたこと
イギリス人店長による■英国ヴィンテージ家具&アンティークのセレクトショップ■
ブリティッシュビンテージプラスのMisakiです。こんにちは。
今日はちょっとプライベートなお話です!
先日、念願だったアーコールERCOLのダイニングテーブルがわが家にやってきました!!
人気の高い楕円のドロップリーフタイプです。
今までも円形のビンテージテーブルを使っていて囲む感じがとても気に入っていたのですが・・・
ちょっと大きくて場所をとることが気になっていました。
そして今回イギリスからコンテナが届いた機会に、やっとポール店長のお許しがでて
晴れてアーコールをお迎えすることができました!
これまでも、アーコールの椅子は使ったことがあったのですがテーブルは初めて。
基本的にチークのようなダーク色が好きなので、アーコールはナチュラル過ぎるように思っていました。
でもこのサイズ感が捨てがたくての初挑戦。
結果はというと・・・
使い始めてから半月近く経ちましたが、かなり良いです!
日本でこれほど人気なのが本当にうなづけます。
ヴィンテージのダイニングテーブルはこれで4代目ですが
私がアーコールテーブルを使ってみて個人的に評価している点はというと・・・
①木目の美しさがすばらしい!「無垢の家具」という温かみにあふれています。
ちょっとやそっとのキズや色むらなんか全然気にならず、むしろ味に思えるのは良質家具だからこそ!
②ナチュラルな色味がダイニングを明るく軽やかな印象にしてくれる。いつもの食卓がカフェのようなオシャレ空間に変わります。
ちなみにこの日のわが家はポール店長がいなかったので、娘と二人で和食!というか味噌カツなので名古屋メシかな(笑)
③全体的に小ぶり家具の多いアーコールは、日本の家によく馴染む。
わが家では、このテーブルを常にドロップリーフを広げて楕円にして使っていますが
広げた部分の安定感もバッチリで快適です。3?4人家族にちょうどよいサイズ感がおすすめです。
また長細いので、正円の時よりも場所馴染みがよくてスペースに無駄がなくなったように思います。
④そして、やっぱりデザインが活かしてる!!
普通なのに、どこか洗練されていてオシャレなんですよね。テーブルがシンプルなぶん、ラインいっぱいのアーコールチェアとまたよく合うんですね。
家に帰ってきて、扉を開けて、真っ先に目に入って、毎回キュンってなりますよ。笑
やっぱり天下のアーコール!
ダイニング家具だけじゃなくて、サイドボードやコーヒーテーブル、ソファなど沢山シリーズがありますね。
どれも一目でアーコールと分かる統一感のあるデザインで、素晴らしいものばかりです。
アーコールを真似た新品家具もよく見かけますが、見る人が見れば月とスッポンです!
この完璧な黄金律デザインと、素材の良さ、長年使用されてきたもののみが持つ独特の色ツヤ。
これは、到底真似できないものなんです!!
毎日つかうものだから、量産品ではなく、ちょっと上等なものを手に入れる。
この先何十年も続く、あなたの日々の小さな幸せに貢献すること間違いなしですよ。
ぜひ、お気に入りの一台をあなたの食卓にも^^
EU離脱したイギリスの仕事観を考える
イギリス人店長による■英国ヴィンテージ家具&アンティークのセレクトショップ■
ブリティッシュビンテージプラスのMisakiです。こんにちは。
最近kindleを購入したことから、
小学生の時に図書委員だった私に読書熱が復活しています!
今読みたいなぁと思っているのは、
イギリス人の割り切ってシンプルな働き方
“短く働く”のに、“なぜか成果を出せる”人たち
という本。
この本の中では、労働時間は日本より短いのに生産性の高いイギリス人の働き方が取り上げられています。
イギリスにいた6年の間。
唯一の日本人という環境でどっぷりイギリス流ワークスタイルを経験した身としては、
手放しでイギリスがいい!とは全く思いませんが(笑)
日本人個人が無理をせず、幸せに働くために参考にできる部分はあるように思います。
この流れで最近小さく衝撃だったのが、ポール店長が英国免許の書き替えを行った時のこと。
日本にいる時に有効期限が切れていることに気づき、もう渡英の仕入れ時には間に合わない!
国際免許をとるしかない?と焦りを感じていたのですが・・・
よく調べてみると、今はネットからでも書き替え申請ができるとのこと。
国外にいてもイギリスパスポートを持っていれば大丈夫。
なぜパスポート?と思いましたが、ここに画期的な理由があったのです!
パスポート所持者であれば国内にデータがあるので、新しい免許用の写真すら必要ないとのこと。
データをもとに写真をそのまま使用して免許証を作成してもらえるのです!
オンラインの申請書に入力して、支払いはカードで完了。
半信半疑でしたが、後ほどちゃんと新しい免許証が郵送されてきました!
日本だったら下手したら半日有給とっての免許の書き替えが、外国にいながら自宅で5分。
しかも有効期限は10年!
イギリスは、お役所関係でもテクノロジーの変化をうまく取り入れ、順応しながら改善している部分はすごいと思います。
このおかげで、どれだけの人件費と時間が節約されていることか!
ただマイナンバーではないですが、
それだけ個人が国にしっかり管理されているということではありますし、
テクノロジーに疎いお年寄りなどは疎外されやすいという問題点も存在するだろうとは思います。
ただ、めちゃくちゃ時短で効率的であることは間違いないです!!
「日本人は、残業も含めて勤務時間が長いわりには生産性が高くない。」というのは
世界基準のデータでも明らかなようです。
残業したり持ち帰って仕事をしている人ほど、
「いつも頑張っている」「えらいね」と評価される日本。
イギリスだったら、同情はされても評価には繋がりにくく、
逆に仕事の遅い「できない人」だと思われかねません。
イギリス人が重視するのは成果や結果であり、そこにかけた時間ではないからです。
「効率的に働いて生産性を高める、そして生み出した時間を楽しいことに充てる」
これぞ、WORK for LIFE(生きる為にはたらく)の考えが根底にあるイギリス人の仕事観です。
ともすれば、LIVE for WORK(仕事の為に生きる)になりがちな頑張りやな私たち日本人。
さぁ、私たちはどうやって生きていきましょう?!
ネットショップ経営者の私がネットショップ詐欺にあった話。
イギリス人店長による■英国ヴィンテージ家具&アンティークのセレクトショップ■
ブリティッシュビンテージプラスのMisakiです。こんにちは。
やらかしてしまいました。
私、ネットショップの経営者でありながら
ネットショップ詐欺にひっかかってしまいました(涙)
本日は、そんな話です。
思い返せば、どうしてそんなことになってしまったんだろうと思います。
普段は、とても慎重で用心深い私が。
探していたのは、職場で使うマウスパッド2枚でした。
自分の分とスタッフさんの分と。
いつもどおりAmazonでレビューを見ながら商品に目星をつけ、
これでいいかなと思いながらも、商品名で再検索をしてしまったのが悪かったんだと思います。
同じ商品を「20%割引」で販売していた、商品数がやたら多い事務用品のネットショップ。
その商品を買う事はもう決めていたので、「安さ」につられ、何も思わず
そのお店でマウスパッド2枚をクレジットカード決済しました。
注文の確認メールがすぐに届かなかったので、少し変だなとは思いながらも数日そのままやり過ごしました。しかし、いくら待っても商品が届かず。
注文から1週間経ち、さすがに何かおかしいと思い連絡を取ろうと改めてHPの記載を隅々まで見ると、
メールアドレス、住所、責任者の名前は記載ありましたが、電話番号は記載なし。
すぐにメールを送りましたが、何通送っても音沙汰無し。
次に住所を検索してみると、その場所には全然関係のない歯医者が。
その番地のあとに近所のマンション名と部屋番号を付け足した架空の住所でした。
これは絶対おかしいと思いカード会社に連絡をとると、代金だけはしっかり請求されているとのこと。
しかも請求しているのが、中国の会社!! ここまできて、とても怖くなりました。
日本のサイトをそのままコピーした偽ホームページによる詐欺行為。
カード会社の話では、結構よくあるそうです。
詐欺ページかどうかを見極める一つの判断基準としては
「固定電話の番号の記載があるかどうか」だそう。
また極端に安かったり変にお得感のある店も、やっぱり怪しいそうです。
結局、カード会社にて引き続き調査を続けるという事で話は終わりました。
今回、被害額は数千円程度。金銭的な被害は大きくありませんが、こういうことが実際にあること
ネットにそこそこ通じていると自負している自分、しかもネットショップ経営者である自分が被害にあったことがショックでした。
もしかしたら、ネットへの過度な慣れが逆に慎重な判断をにぶらせたのかもしれません。
その後、結局同じ商品を安心のAmazonで購入したことは言うまでもありません。
こんなに沢山のネットショップの選択肢がある中で、その場だけの安さやお得さのために
毎回毎回違うお店を利用するのは、ある意味これからもっともっとリスクが増えていくんだと思いました。
自分の情報を無数の人たちへ開示していくことやセキュリティの意味でも。
今回の一件で私が学んだ事は、
一人の消費者として、その場だけの安さにつられず、信頼できるお店かどうかをしっかり見極めて買うように気をつけること。
そして一人のネットショップ経営者としては、お客さんに不安要素や余計なストレスを与えず、迅速な対応で一貫したサービスを提供し続けるAmazonのようなお店を私は目指さなければいけないということ。
私が利用したお店は、今でもネット上に普通に存在しています。
誰かが被害届けを出さない限り取り締まれないのでしょうか?
なんだか悶々としてしまいます。みなさんも気をつけてくださいね。