英国アンティークチャーチチェアの本当の使い道
こんにちは。
イギリス人店長による■英国ヴィンテージ家具&アンティークのセレクトショップ■
ブリティッシュビンテージプラスのMisakiです。
全国的に不安定な天気の続くこの夏ですが、今日は朝から空一面のうろこ雲を見ることができました!
そろそろ秋の気配ですね^^
装いとともに、お部屋も模様替えしたくなる・・・そんな季節がもうすぐやってきます。
さてお店では、私たちが初めて扱うことになる商品が入荷してきました!
イギリスのアンティークチャーチチェアです。
日本でもとても人気が高くレプリカ製品も販売されていますが、こちらは正真正銘!
英国の教会で何十年と使用されてきた由緒正しいチャーチチェアです。
特徴はなんといっても、背面にあるポケットではないでしょうか?
教会だけに、このポケットには聖書を入れるんでしょう!?と、普通は思いますよね。
私もずっとそう思っていました。
でも今回チャーチチェアを撮影するにあたって、ポール店長から手渡されたのは
「Hymn Book」(ヒンブック)なるもの。
中をめくると譜面。
それは賛美歌の本でした。
日本だと、お寺でお経の本を手渡されて一緒に読むことがありますよね。
その感覚でみんなに配るのは聖書でしょ!?と思ってしまうのですが、聖書を読むのは牧師さま。
みんなで一緒に行うのは、賛美歌の合唱だということです。
「第一さぁ 人によって読む早さが違うのに、聖書をみんなで同時に合わせて読むなんて無理でしょう?!」
と最もらしく言われてしまいましたが、そこは我々ジャパニーズ。ニヤリ。
指揮がなくても、伴奏がなくても、周りの空気を読みながら皆で合わせて読むなんてお手の物なんですよ!
ね?!
Amazonを超える!?最強オンラインショップでの初お買い物体験。
こんにちは。
イギリス人店長による■英国ヴィンテージ家具&アンティークのセレクトショップ■
ブリティッシュビンテージプラスのMisakiです。
本日は、少しプライベートなお話を・・・。
最近、日本に住むイギリス人の友人からすごいオンラインショップを教えてもらいました!
その名も 「iHerb」
アメリカのショップで、オーガニック食品やサプリ、コスメなどを販売しているのですが、
まず商品数が半端ないんです。
アメリカのショップと言っても日本語でもサイトを見ることができるので、アマゾンなんかと同じように特にストレス無く普通に買い物できます。
一つ一つの商品に詳しい説明やレビュー(日本語も多数)があるので、我が家のように子どもが小さくて普段じっくり商品選びなんてしてられない!!という方にもスゴクお勧め。
そして一番ビックリしたのが、アメリカから送られてくるというのに
送料が一律たったの400円(4ドル)なんです!
すごくないですか?!
送り元はロサンゼルス! それだけでテンション上がります^^
届いたのも注文からわずか6日後。ストレスゼロです。
今回は友人から10ドル割引になるクーポンコードをもらっていたので、こんなに買っても送料含めて3000円分!輸入品にも関わらず、
普通にアメリカ人が買っている価格で購入できるなんて最強すぎます。
自分的にお得感があると思ったのは、スパイス系。
もちろん安心のオーガニックで、コレクションしたくなるようなカワイイ瓶にたっぷり入って500円弱。
日本の栄養ドリンク並みのサイズはあると思われます。
オーガニック石鹸も一つ350円という信じられない価格で、選び放題です。
梱包一つをとってもエコでオシャレで、海外に行かずともハワイあたりの素敵なオーガニックショップで買い物しているような満足感があります。
これは、間違いなくはまります。
日本では浸透しているのでしょうか?
私自身は今まで完全にノーマークのオンラインショップだったので、久しぶりにネットショッピングで
感動してしまいました。あんまり教えたくなくなるほど!笑
気になる方は、iHerb(アイハーブ)で検索してみてくださいね。
注文時に、LWC451を入力すると5?10ドル割引になりますよ!!
ではまた。
発見!あの洋画にも登場していた、ジープラン&アーコール家具。
こんばんは。
イギリス人店長による■英国ヴィンテージ家具&アンティークのセレクトショップ■
ブリティッシュビンテージプラスのMisakiです。
楽しかったお正月もすっかり過ぎ去り、日常が戻ってきましたね。
お正月休み。
我が家では初詣もそこそこに、暖かい自宅でのんびりダラダラ幸せな時間を過ごしました♪
さて、今回は日頃できないDVD三昧の日々を!と決めていたのですが・・・
悲しいかな、これも家具屋の性でしょうか。
内容もそこそこに、ついつい映画のなかの家具やインテリアに目が行ってしまうんですね(笑)
でもそのおかげで、おもしろい発見がありましたのでご紹介したいと思います!
みなさんは、「リトルダンサー」という映画、ご存じですか?
私は10年くらい前に一度見たことがあったのですが、イギリス映画が観たいなぁと思って
久々に再レンタルしたんです。
1980年代のイギリス北部の炭鉱町を舞台に、ビリー・エリオットという少年が、当時女性のためのものとされていたバレエに自分を見出し、
性差を超えてプロのバレエ・ダンサーを目指す成長過程を描いた作品です。
イギリスのワーキングクラスの暮らしや苦悩をとてもリアルに表現していて、2000年の作品ですが
今みても十分面白いです。一見とっかかりにくいイギリス人のもつ、懐の広さや温かさを感じられる
ハートウォーミングな映画ですよ。
そしてビリーの住む家が、いかにもイギリスの公営住宅という感じなのですが、壁紙など内装がポップ&
レトロでいい味だしているんです。
よく見ると・・・。
ブレックファーストテーブルのチェアが、1950年代生まれのERCOLスティックバックチェアではないですか!!
でもビリーの家って父子家庭で貧しいという設定じゃなかったっけ?
と思いましたが、当時のERCOLの広告などを見ると、スティックバックチェアは割とお手頃なチェアとして
売り出していたようです。
そして、もう一点の発見はこちらです!
ビリーにバレエを教えている、中流階級ウィルキンソン先生のお宅。
立っているのはビリーのお父さん。
「うちの子にバレエなんて、勝手に教えないでくれ」と話しているシーンです。
暗いですが、分かる人は分かるハズ!
1970年代製作 G-Plan Occasional Table がしっかりと映っていますね~。
G-planやマッキントッシュ家具は、当時からトップクオリティとして庶民の憧れだったと聞きます。
普通の人は、分割ローンで購入していたそうです。
さすがリアリティ満点のBBC製作イギリス映画だけあり、セッティングも時代背景に忠実に
再現されていることが伺えました。
今回は2点の発見でしたが、きっともっとあるはずです。
当店で扱っているビンテージ家具も、全てこうやって各家庭で実際に使われてきたんだと
改めて映像で確認すると、本当に愛しさが増しますね。
何十年もの間、家族の喜びや悲しみなどのドラマを見てきた子たちが、海を渡って地球の裏側にある私たちの国へ。
キズ一つ見ても、きっとストーリーがあるんだよなぁ・・・と想いを馳せずにはいられません。
そして、誇らしいことに!
上記で紹介したチェアとテーブル。
両方とも今なら在庫ございます!!(2104年1月現在の情報)
リトルダンサーの映画をみた後だけに、想いがシンクロしてしまいますね。
とても面白い映画ですので、まだ見ていない方はぜひご覧ください。
バレエという題材を扱いながらも骨太なストーリでもあり、男性にもおススメですよ!
予告編はコチラ↓