知ってますか?イギリス人がみんなやっている『木』のおまじない。


 

 

こんにちは。
イギリス人店長が選ぶ■英国ヴィンテージ家具&アンティークの専門店■
ブリティッシュビンテージプラスのmisakiです。

 

私は、結婚してから6年ほどイギリスに住んでいました。

20代半ばのまだまだ多感な時期でした(笑)
戸惑いや辛さなどネガティブな感情もたくさん経験しました。

でもだからこそ得られるものもたくさんあり、
「若い頃の苦労は買ってでもしろ」は本当だったと、
今ではありがたく思っています^^

 

欧米のような外国は
一見すると合理的でドライなイメージがありますが

こと歴史の長いイギリスに関しては
日本人と同じように信心深く、縁起を気にする国民性があり、
それは日々の中でも新鮮な驚きでした。

 

そのなかで一つ。
災いや悪運を避けるために、イギリスで誰もが必ずやっているおまじないがありました。

 

それは、『 Touch  Wood (タッチ・ウッド)  』というものです。

木を触る??

 

例えばこんなふうです。

 

「〇〇さんのところ、この間空き巣に入られたみたいよ。うちも気をつけないと。Touch Wood」

「そいうえば、今年に入ってからまだ一回も風邪をひいてない! Touch Wood 」

 

といった感じで、「Touch Wood」と言いながらテーブルなど木でできた物にポンポンと触れます。

 

由来は、森や木には良い精霊が宿っていて
人々を災いから守ってくれるという古い神話だそうです。

 

今でもここぞという時に、ポンポンと木を触ったりコンコンとノックすることで
「精霊さん、頼むよ」「悪運を遠ざけてよ」と自分の存在を知らせているそうです。

 

私もそういえば、ふとした会話のなかで不吉な発言をしてしまい
「早くタッチウッドして!!」とすごい形相で言われたりしていましたねー(汗)

 

昔から自然界の象物に神の存在を認めてきた私たち日本人にとっても、
木に精霊が宿っているという考えは、割としっくりくるものではないでしょうか。

 

形は変わっても木は生き続けていると考え、『Touch Wood』に願いを込める現代イギリスの人々。
ロンドンなど最先端のカルチャーを生みだしているクールな英国とは相反する、少々泥臭いイギリスの素顔。

 

生活がどんどん合理的で便利になり、自然界から遠ざかってしまっている今だから、
そんな小さな1シーンにも人間くささが感じられ何とも愛らしいですね。

 

あなたの生活の中に、生き続けている木はありますか?

 

「Touch Wood」のおまじないにヒントをもらい
木の持つ力をもう一度見直したいですね。

 



🌟『イギリス人店長』
でカンタン検索
英国ヴィンテージ家具の専門店「ブリティッシュビンテージ+」

【もっとツナガル?!】
■日々の新入荷や家具倉庫の裏話はFacebookで発信中。
■海外ファンもフォロー!オシャレ写真満載のInstagram

みなさんのご来店お待ちしております

 


【お店のコンセプト】
日本でここだけ!イギリス人店主が厳選した
ハイセンスな輸入ヴィンテージ家具の揃うお店です。在庫は常時200点以上。
その場限りの使い捨てではなく、末永く愛着もって使える良質な家具のご提案を得意としています。
人生で最も多くの時を過ごす自宅。
好きな物に囲まれた味わい深くて心地よい生活を、あなたもスタートさせませんか?


 

これまでのお客様で、シェアしてもいいよ!という方は

インスタグラム #英国ヴィンテージ家具britishvintageplus でもタグ付け、リンクお待ちしています。自慢の一枚を見せてくださいね^^

 

▼家具で癒される。そんなインスタ目指してます。
ヤフー用インスタバナー