基本中の基本!アーコール(ERCOL)の定番チェアをおさらいする
イギリス人店長による■英国ヴィンテージ家具&アンティークのセレクトショップ■
ブリティッシュビンテージプラスのMisakiです。こんにちは。
当店でも、とどまる人気を知らないアーコールERCOLファニチャー!
本日は、アーコール家具のなかでも特にテレビや雑誌によく登場している
ERCOLのヴィンテージチェアに焦点をあててご紹介いたします。
1、フープバックチェア
ウィンザーチェアとも呼ばれ、広くどの世代にも愛されているチェアです。
背もたれのバーが6本タイプと4本タイプがあり、肘掛け付きデザインもあります。
横から見た時のラインがとっても素敵ですね。
ナチュラルでとても馴染みのよいデザインです。
2、スティックバックチェア
棒状のスティックになった背もたれが特徴的なデザインです。
テーブルからちょこんと見える直線ラインが好き!という声を聞いたりします。
比較的リーズナブルで手に入り易いので、カフェやレストランで使われる事も。
3、カウホーンチェア
アーコールチェアのなかでも、より洗練された印象の強いデザイン性の高い椅子です。
希少性も高いので、私たちにとっても見つけた時は即買いのアイテムです。
肘掛けになるアーム部があるので、木製とは思えないほどのラグジュアリーな座り心地が
楽しめます。
ただ、1脚で普通のアーコールチェア2脚買えるくらいのお値段がしますので
予算のある方向けにはなります。
また奥行きがあるので、使っていない時にテーブルの下にきっちり収めたい!という方へは不向きかもしれません。
本当に目に美しいチェアですので、複数揃えるのは無理でも一脚だけ所有して
よく見える場所に置く!という使い方も贅沢で素敵だと思いますよ。
4、クエーカーチェア
アーム付きとそうでないものが出回っています。
上で紹介した椅子よりは高さがありますが、こちらも根強い人気です。
シンプルで飽きのこないデザインがいいですね。
よりエレガントな印象の椅子です。
5、ゴールドスミスチェア
イギリスの詩人、オリバー・ゴールドスミスが所有していたことから名付けられた通称「ゴールドスミスチェア」
クエーカーチェアと同じハイバックチェアの仲間です。
背もたれのトップ部分が広いため、体を包み込むような座り心地が特徴です。
もちろん1種に限定せず、ミックススタイルを楽しむ方法も楽しいと思います。
ビンテージ・アンティークのアーコールチェアの場合、素材は基本的に同じですので、
デザインは違ってもまとまりのある空間に仕上げやすいですね。
アーコールチェアは、どれをとってもデザイン性抜群の一流品。
一目でアーコールと分かる、繊細ながらも均整のとれた黄金比の美しさ。
素材の良さ、そして造りの良さは他の追随を許しません。
今も昔も、多くの人を魅了し続けているアーコールチェア。
ぜひあなたも、インテリアの候補として検討してみてはいかがですか?