折り鶴から見えてきた、今必要なサービスのカタチ|ビンテージ家具店の場合
こんにちは。
イギリス人オーナーのヴィンテージ&アンティーク家具ショップ「ブリティッシュビンテージプラス」のmisakiです。
本日は、最近のポジティブな出来事をひとつ。
年明け早々。
コンビニの駐車場で、購入したばかりのバンで接触事故に遭遇した不幸なポール店長。
相手が若い運転手だったためか、なかなか保険関係の話し合いが進まず・・・
半年くらい悶々としていたのですが、先日やっと、や?っと解決しました。(ホー)
わたしたちの保険会社はソニー損保。
担当にあたってくれたフクダさんという女性。
最後までお会いする事はありませんでしたが、親身になって中立の立場で対応してくれとても心強かったです。
半年にわたり何度もマメに連絡をくれ、たくさんのケースを抱えているだろうに同じ説明を2回こちらにさせるようなこともなく、とても安心感がありました。
ま、このあたりはどの保険会社でも似たり寄ったりかもしれませんが・・・
この後の展開がスゴい!
長きにわたる相手方との交渉が終わり、フクダさんとのやりとりも終盤にさしかかってきた頃。
保険適用の有無も含め、確認して捺印してください。という最終資料が郵送されてきました。
その封筒を開けて、私は衝撃を受けました。
なかには、事務書類とともにフクダさん自身の手書きメッセージと、小さな折り鶴が同梱されていたのです!
これは、彼女の自発的なものなのか、会社のマニュアルなのか。。。
そんなことを考えるのはもはやナンセンスですね。
最後まで古風なまでの気遣いを忘れずに対応してくれたことに感動し、むしろ新鮮で、
私はその折り鶴をしばらく自分のデスクに飾っていました。
大手にも関わらず、なんとも心憎い演出。ソニー損保なかなかやるじゃないか!と
こんな殺伐とした時代だからこそ、人の琴線に触れるようなサービス。これって意味深いなぁと思いました。
またこういったことに一手間をかけられる会社って素敵だと思いました。
私たちの場合。
開店当初から、商品に同梱する納品書には一通ずつポール店長がお礼の一言を書き添えてきました。(出張などでやむを得ない時もありますが)
たったそれだけのこと・・・かも知れません。多くの人は気にも留めないのかもしれません。
でも、そこには機械の印字とはまた違う、心と心が通じ合う何かがあるように私には思えてならず・・・。
そんなことを身をもって感じた、小さなポジティブ体験でした。