ヴィンテージ家具の魅力|その実用性とデザインの面白さ
ますます人気の高まるヴィンテージ家具。
最近では復刻版やレプリカなどもたくさん製造されるようになり、手に入りやすくなってきましたね。
でもやっぱり、家具を愛するホンモノ志向の人たちから見ると・・・
それらは100円回転寿しと、大将の握るお寿司屋さんのお寿司くらいの差があるもの。
食べ物のような一瞬のおつきあいなら良しでも(実際は血になり肉になりですが・・)毎日、いや何年もの長いおつきあいになる家具。
今後のハッピーで心地良い生活への投資と考え、自分のためにしっかりとよい物を選びたいですね。
さて本日は、英国ヴィンテージ家具を語る上で欠かせないMcIntosh社(マッキントッシュ)より、
とってもユニークなテーブルをご紹介。
その名も、
一台で4通り使える!イギリス製マッキントッシュ社のビンテージ・チークネストテーブルです。
マッキントッシュは、G-planやネイサンといったイギリスのミッドセンチュリー期を代表する英メーカーで、その質の良さには定評があります。
美しく経年変化したビンテージチークが贅沢に使われ、申し分のない風合い。
大きなテーブルの中には小さなテーブル2台が収納され、来客時などにも臨機応変に対応可。
ここまでだと、特にめずらしいこともないのですが・・・
このテーブルの本当にスゴいところは、大きなテーブルがさらに特大サイズに変化するところです。
天板が、なんと回るんです! 90度のスライド回転。
このなかは、ちょっとした隠し金庫にでもなりそうなスパイ感満載(笑)
そして二つ折りになっている部分が開くという、教えてもらわなかったら一生気づかずにいそうなほどの忍者な造り!!
この大きさがあれば、4?6人集まっても食事ができそうなサイズですね。
徹底して美しく、徹底して実用的。
この時代の家具は質の高さも去る事ながら、本当にデザインに「遊び心」や「使い手への配慮」が感じられます。
大量生産や効率重視の時代には到底生まれない、ものづくりの過程で私たちが失ってしまった「ゆとり」。
毎日をがむしゃらに忙しく生きている現代の私たち。
そんな私たちにそっと優しく寄り添って、歩みをゆるめ
日々をていねいに営む大切さや喜びに気づかせてくれる
「ヴィンテージ家具と暮らす魅力」
知らずにいるのはもったいない!そんなふうに今日も私は思うのです。