Welcome to British Vintage + !!


こんばんは!
英国ヴィンテージ家具、アンティークのセレクトショップ
ブリティッシュビンテージプラスのMisakiです。

今日は、初めて私たちの倉庫ショップにお客様がいらっしゃいました!
しかもとってもご近所で、驚きました。
というのも、普段はやっぱり東京、大阪といった都市圏のお客様と関わらせて頂くことが多いので、
私たちの扱う商品は名古屋や東海地方ではあまり知名度や人気がないかと思っていたからです。

オンラインショップの特性上、通常はメールで全てが完結しています。
そのため、時にショップからの一方的なコミュニケーションになってしまうこともあり、
どんな用途で使われるのかな・・・どんなお住まいでどんな家族構成なのかな・・・という
純粋な興味関心はもとより、無事に届いているかな、気に入って頂けているかな・・・といった
商品へのお客様の反応も、毎回感じることはなかなか難しいです。

それなので、今日のように実際にお客様が来て下さって、色々なお話をさせてもらえるのは
とても新鮮で楽しく、また勉強になりました!

本日のお客様はお目が高く、ネイサンのサイドボードをご購入いただきました。
普段、HP用に分かりやすい商品説明を!と奮闘しているので、ご自身で実際に触って、
確かめて頂けることは、ショップ側としてもとても有難いです。

逆に、オンラインショップだからこその面白さを感じることも、沢山あります。
先週、同じ日に北海道と福岡への商品発送があったのですが、自分が行ったこともない
日本の様々な場所へ、自分の足跡が残るようで、なんだか世界の広がりを感じます。
地域差に関係なく、誰にでも買い物の自由があるのも、オンラインショップならではですよね。

モノを介して人と人がつながっていくというプロセス、何十年も何百年も変わらない人の営み。
形は変わっても、大切なことはきっと変わっていないんだろうな、と改めて感じるそんな一日でした。


英国家具デザイン界の巨匠ロビン・デイ


こんばんは。
英国ヴィンテージ家具、アンティークのセレクトショップ
ブリティッシュビンテージプラスのMisakiです。

ずいぶんと涼しくなって来ましたね。
熱いお風呂にゆっくりつかる瞬間、日本人でよかったぁ!と至福を感じますね~。

さて、今日は英国デザインについて。

イギリスに住んでいた頃、家具だけでなく建築物やサイン、スーパーのパッケージなど色々なものに
深く影響を受けました。
何気ないものでも、やっぱりどこか色使いやロゴ、デザインが冴えているんですよね。

それもそのはず、イギリスでは例えば公共の場で使われる物にもちゃんとしたデザイナーを起用して
いるんです。

その一つの良い例が、イギリスで最も成功を収めた家具デザイナーのロビンデイです。

ロビンデイは、「英国のイームズ」とも称される偉大なデザイナーであるにも関わらず、
そのデザインは、公立の学校や地域の公民館、はたまたロンドンの地下鉄でも見ることができるのです。

このベンチは彼がデザインしたものです。
日本だったら、JRの駅のベンチがカリモク!とでもいった感じでしょうか。
なんとも贅沢ですね。

2010年に亡くなるまで精力的に活動を続け、そのキャリアは日本でも良く知られているErcolアーコールやHabitatハビタの家具デザインへも及びます。

当店では、そんなロビンデイの1960年代ビンテージアームチェアをストックしています。
トレンドに左右されない、シンプルで実用的ななデザイン。

生前、「デザインは人々をより幸福にするための物でなくてはならない」、と言っていた彼の言葉を
思い浮かべながら座ると、なんだかとても感慨深いものがあります。

当店のロビンデイチェア在庫については、こちらをご覧ください。

ロビンデイの生い立ちについて

1915年イギリス有数の家具産地ハイ・ウィッコム生まれ。
1939年ロイヤルカレッジ・オブ・アート・ロンドン卒業。
1942年、テキスタイル・デザイナーのルシアンと結婚。
1948年妻と共同でデザイン事務所を設立。
     グラフィックデザイン、インダストリアルデザインを手がける。
     同年ニューヨーク近代美術館(Museum of Modern Art=MoMA)で開催された
     「ローコスト家具デザインコンペ」で『ローコスト・ストレージ・ユニット』が大賞を受賞する。
1963年 デザインした『ポリプロップス』は1400万脚を売る大ヒットとなる。
1974年~1980年 ロンドン家具スクール(London School of Furniture)を主宰。
2010年 享年95歳

      英国の戦後の家具デザイン界に斬新なデザインと素材で新風を吹き込み、
      モダンデザインをイギリスの大衆に広めるという功績を残した。


ここが違う!イギリスの住宅事情


こんばんは。
英国ヴィンテージ家具、アンティークのセレクトショップ
ブリティッシュビンテージプラスのMisakiです。

突然ですが、みなさんはホームオーナーですか?それとも賃貸派ですか?

本日は、イギリス住宅事情について・・・。

賃貸、持ち家、それぞれにメリット、デメリットがあると思いますが、イギリスでは
圧倒的にホームオーナー派が多いです。

20代前半のシングルでも、男女関わらず普通に家やマンションを買っています。
日本ではちょっと考えられないですよね。

ここには、イギリスと日本の住宅が決定的に違う、ある理由があるんです。

それは住宅価値の変化です。
日本の場合だと、3000万で家を建てたとしても30年後には家の不動産価値はゼロに等しいですよね。
売却しようとしても、価値があるのは土地だけ・・・という状況。

反対にイギリスでは、住宅の価値が経年によって値下がりするということは、ほとんどありません。
もちろん不況の影響を受けるということはありますが、100年、200年と古い家ほど価値がある、というのがイギリスの考え方です。

使われている建材の質にも違いがあるのですが、DIYが根付いているイギリスでは、
自分たちで家をメンテナンスして良い状態を保つということを、日常的にやっています。
買ったまま、建てたままで住み続けるという人はほとんどいないようです。
これは一つに、イギリス人の「家はわが城」の精神があり、キッチンのフロアタイルを張り替えたり、
新しい壁紙を貼ったり、バスタブを新調したりとしながら、マイホームを自分色に住みやすく塗り替える
ということが人生の楽しみになっているからです。
そのような過程を経て、家が常に手入れされ続けているというのも、家が長持ちする理由と言えます。

このような背景があるので、若い人でも賃貸料を払い続けるより、持ち家を買ったほうが長い目で見たときに投資になると考えるのです。
普通のサラリーマンでも、ローンをたくさん組む余裕のある人は、家を2つも3つも所有して貸しに出し、
賃料でローンを払い続けて、30年後には実質無料で家を手に入れるor売却して現金化するということを
やっています。

これが投資として可能になるのが、イギリスの住宅事情なんです!

なんだかイギリスの家が欲しくなってきましたか??

それでは最後に、ロンドンから電車で1時間半以内!3000万で手に入るイギリスの家をご覧ください。





 
(www.rightmove.com 参照)