ここが違う!イギリスの住宅事情
こんばんは。
英国ヴィンテージ家具、アンティークのセレクトショップ
ブリティッシュビンテージプラスのMisakiです。
突然ですが、みなさんはホームオーナーですか?それとも賃貸派ですか?
本日は、イギリス住宅事情について・・・。
賃貸、持ち家、それぞれにメリット、デメリットがあると思いますが、イギリスでは
圧倒的にホームオーナー派が多いです。
20代前半のシングルでも、男女関わらず普通に家やマンションを買っています。
日本ではちょっと考えられないですよね。
ここには、イギリスと日本の住宅が決定的に違う、ある理由があるんです。
それは住宅価値の変化です。
日本の場合だと、3000万で家を建てたとしても30年後には家の不動産価値はゼロに等しいですよね。
売却しようとしても、価値があるのは土地だけ・・・という状況。
反対にイギリスでは、住宅の価値が経年によって値下がりするということは、ほとんどありません。
もちろん不況の影響を受けるということはありますが、100年、200年と古い家ほど価値がある、というのがイギリスの考え方です。
使われている建材の質にも違いがあるのですが、DIYが根付いているイギリスでは、
自分たちで家をメンテナンスして良い状態を保つということを、日常的にやっています。
買ったまま、建てたままで住み続けるという人はほとんどいないようです。
これは一つに、イギリス人の「家はわが城」の精神があり、キッチンのフロアタイルを張り替えたり、
新しい壁紙を貼ったり、バスタブを新調したりとしながら、マイホームを自分色に住みやすく塗り替える
ということが人生の楽しみになっているからです。
そのような過程を経て、家が常に手入れされ続けているというのも、家が長持ちする理由と言えます。
このような背景があるので、若い人でも賃貸料を払い続けるより、持ち家を買ったほうが長い目で見たときに投資になると考えるのです。
普通のサラリーマンでも、ローンをたくさん組む余裕のある人は、家を2つも3つも所有して貸しに出し、
賃料でローンを払い続けて、30年後には実質無料で家を手に入れるor売却して現金化するということを
やっています。
これが投資として可能になるのが、イギリスの住宅事情なんです!
なんだかイギリスの家が欲しくなってきましたか??
それでは最後に、ロンドンから電車で1時間半以内!3000万で手に入るイギリスの家をご覧ください。
(www.rightmove.com 参照)