みんなの知らないロンドンの最新インテリアトレンド
こんにちは~。
英国ヴィンテージ家具、アンティーク専門店
「ブリティッシュビンテージ+」のMisaki です。
ビンテージやアンティークに興味のあるみなさんなら、シャビーシークやインダストリアルスタイルは
すでによくご存知ですよね?
でも、今ロンドンで本当に流行っているのは・・・・
実は「Upcycle」なんです!
アップサイクルと読みます。
まだ日本ではあまり耳にしない言葉ですが、「リサイクル」のように物を再利用するという考えから
さらに一歩進んで、物の価値を「アップ↑」した上で再利用しようというのが、アップサイクルです。
デザイナーやクリエイターが、もともとある家具を現代のスタイルに合うようにデザインし直し、
ペイントしたり張り替えたりと、自由な発想で新しい命を吹き込んでいます。
私が実際に目にしたものでは、椅子の背もたれがナンバープレートで作られているものや、新聞で
コーティングしたチェストなど。
これらのアイテムは、まさにまさに一点モノで、現地でも人気があります。
人の手が入っているので、なかなかいいお値段で取引もされています。
イギリスは、日本以上にエコやサステイナブルな生活への関心が高いので、このようなスタイルが
受け入れやすいんですね。
トレンドの最先端をいく街ロンドンは、常に新しいものを生み出すエネルギーが、ホントすごいです。
私たちもいつか時間ができたら、Upcycleプロジェクトやりたいね!と店長と話しています。
いったいいつになるかは、未定ですが・・・。(汗)
*当店では、買い付け代行も行っています。
今回のアップサイクル家具やその他、イギリスにまつわるものでしたら輸入のお手伝いができますので、
お気軽にご相談ください。
教科書にはのっていない!使えるイギリス英語①
こんばんは!
英国ビンテージ家具&アンティークの専門店
ブリティッシュビンテージプラスの Misaki です。
今日は、イギリス英語について。
私たち英語学習者からすると、イギリス英語もアメリカ英語も同じじゃない?という気がしますが、
実は結構違います。
発音はもとより、同じ物でも単語が違うことが意外とあります。
身近な物だと、イギリスでは「エレベーター」とは言わずに「リフト」、「スニーカー」ではなく「トレイナー」
などですね。
イギリスでよく使われる言葉で、取り入れやすいものに「Ta」があります。
発音は見たまま読んで、「ター」です。
これは「Thank you」の略なんです。
日本語だと「どうも」くらいの、くだけた感じで軽くお礼を言いたい時によく使われます。
「Ta」だったら、Thの発音は舌を挟んで・・・・とか考えずに、気楽に「ありがと」が言えちゃいますね~!
イギリスでは、「Thank you」と「Please」は親が子供に一番最初に教える言葉です。
マナーが大切にされる国ですので、必要な時にお礼を言うことは基本ですが、「Thank you」
一辺倒でなく、TPOに応じた使い分けができると、さらにワンランク上の英会話につながると思いますよ♪
ぜひ使ってみてください~。
G-planジープランのビンテージ家具がカッコイイ理由
こんばんは。
輝くまで磨き上げられた品質・英国仕込みビンテージ家具店のブリティッシュ・ビンテージプラス店長です。
今日の東海地方はまだまだ蒸し暑く、汗をふきふき商品撮影をしていました。
G-planの大物家具を、二人がかりであちこちへ運ぶのですが・・・
あらためて、
「G-planってほんとカッコイイよね」と思わずにいられません。
年月を経て深みを増したチーク材の木目、味わいのある表情。
シンプルなんですが、しっかりと自己主張するデザイン性の高さに惹かれます。
見れば見るほど愛着がわいて、つい撫でてしまって仕事になりません・・・(汗)
ここでG-planについて、簡単に説明すると
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G-planは、1953年に老舗家具メーカーE.Gomme社が発表したブランドです。
1960年代に世界中で大流行し、日本でも人気の高い北欧家具のデザインに強く影響を受けて
製作され、ロンドンを中心に絶大な支持を得ました。
G-planは、現在でもソファを中心に家具製作を行っていますが、(HPはここ)
1950~60年代に製造されたシリーズは、近年ヴィンテージ家具として、欧米各国でも
人気が高まっています。
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前店長の父親も、マイホームを手に入れた新婚当初、お給料をせっせと貯めてG-planの
サイドボードを購入したそうです。
「日曜日になると、磨いて手入れするのが楽しみだったな」と懐かしそうに話してくれました。
そんな英国男性たちがいたからこそ、50年以上たった今でも、
私たちはこんなにコンディションの良いヴィンテージ家具を手にすることができるんですね。
頭が下がる思いです。
私たちも、そんな思いをしっかり引き継いで、次の方への橋渡しをしていきたいな、と思います。